モバイルバッテリーでの国内メーカーの雄といえるチーロ(cheero)から、新しいモバイルバッテリーが発売されました。え?先日も出してなかった?と思ったアナタは正しい。
5月下旬に発売開始されたcheero Power Plus 5(レビュー)、先月発売されたcheero Extra(公式サイト)、そして今日発売されたcheero Stream(公式サイト)と、この3ヶ月で3モデル。しかもすべて10000mAhの大容量と18WのPD(Power Delivery)対応、USB-AとUSB-Cの2ポートにデジタルインジケーターによる残量表示とほぼ同じスペック。
どう違い、どういうひとに向くのか、較べて見ました。
発売順に右から、Power Plus 5、Extra、Stream。同じ容量なのにずいぶん表面積が異なります。
なお同社から製品のサンプル提供を頂いていますが、それ以外の報酬(ギャラ等)はありませんし、レビューの義務および内容への介入もありません(事実誤認あった場合には訂正し、訂正箇所を明示します)。
初掲時にタイトルを1000mAhと誤記していました。ごめんなさい。
正面のサイズ比較。表面積だけで言えば、Power Plus 5の約2倍。
側面のサイズ(厚み)比較。新型ストリームがぐんと薄いが、でも倍違うわけではない。
重量も50gしか違わないが、今回の新型Streamが実はいちばん重い。
え?じゃあ、新型選ぶ意味ないじゃん、と単純に反応しちゃダメ(いや、ワタシは最初、そう思ったけど)。
Power Plus 5はアルミで高級感があるものの、無造作に鞄に放り込んでいると、金属製かつ角にエッジがあるせいで財布やカメラに盛大に傷を付けることがあります。また、好みの問題だけど、「可愛くない」と断言されたりもします(笑)
ExtraとStreamはともに樹脂ボディで角も落としてあり、鞄の中で他のモノに傷を付ける危険度はかなり下がります。さらにExtraはホワイト1色ですが、Streamはブルー(写真のモノ)とネイビーブルーの2色展開です。
ワタシはPower Plus 5がいちばん良いと思いますが、ひとによって好みは分かれそうです。
そして、値段。発売記念の初回限定ですが、Streamはいまなら900円も安いんですね(笑)ここ、ポイントです。
で、この写真であれ?と思ったひと、鋭いです。
Power Plus 5の残量表示インジケーターだけ色が違います。
いや、これ当初(初期ロット)は他と同じオレンジだったのですが、現在のロットはホワイトになっています(豆知識)。よりクールな印象に。
なお、これらのインジケーター、LEDダイレクトドライブというちょっと珍しい方式で表示しているので、数字を欠けなく撮影するにはシャッター速度を1/60以下にする必要があるので要注意です(>誰と無く)。
また、Streamは表面積がiPhone Xs Maxに近似です。
ので
まとめて持つことが出来るのも良いと思います(ああ、だから薄いのか)。
RAKUNIと併用すると長時間駆動可能なポータブルマシンにもなります。写真はUSB-A to Lightningケーブルですが、USB-C to Lightningケーブルを使うと充電も高速で行えるので○です。(Lightningケーブルは別売りです)
今回のチーロ モバイルバッテリー10000mAh 3兄弟をひらくPCリュックの内部サイドポケットに入れて見た写真。
この状態だとどれでもOK、な印象ですがピークデザインのエブリデイスリング 5Lだと
Streamはこのフラップにすんなり収まり、厚みも出ません。
Power Plus 5は内部サイドポケットにはすっぱり入るけれど、フラップ部分には厚みが出てしまいます。
Extraは普通に入れておくのがトータルで吉。
と、意外とTPOがあるのが分かります。
ちなみに3兄弟とも、バッテリーを充電するためのUSB-C to Cケーブルが付属します。(ACチャージャーは別売り)
という訳で、個人的にはPower Plus 5がベストかなあと思うのですが、案外、人気は違うかも知れません。しばらくたったら人気ランキング、教えてくれないかあ、なかのひと。
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