実用と遊びと半分半分ではあるけれど、EOS RをMac Pro 2019のUSB-C(Thunderbolt 3)で充電してみた。
問題なく満充電までチャージできたし、Mac Pro 2019の天板はフラットで充電中の機材置き場としても良かった。ホントはコレだけのネタだけど、せっかくなのでEOS RをUSB充電するときの各種条件について書いておく。
いずも型DDHのようにフラットな甲板を持つMac Pro 2019は、その甲板上にUSB-Cポート(TB3)を2ポート持つので一時的に接続したりする周辺機器の運用がとても実用的。閑話休題。
で、EOS RをUSBポートから充電するには以下の条件がある。
大前提:キヤノンが保証しているのは純正チャージャーのみ。
EOS RがUSB充電できるのは既知のことだけど、キヤノンの製品紹介およびEOS Rの取説では同社のUSB電源アダプター PD-E1で充電が出来るとしか謳っていない。バッテリー系は安全に直結する項目だけにメーカーとしてはあくまで自社のPD-E1以外は保証しない。あとは察しろ、スタンスなんだと思う。
ので、以下の条件はすべて自己責任項目です(笑)
条件1:EOS Rの電源がオフであること
EOS RはUSB充電には対応しても、USB給電には対応しない。
電源オンでUSB-Cを繋いでも、なにも起きない(充電器等の場合)か接続する(PC等の場合)。充電が開始されると表示パネルにバッテリーマークが出る。
フル充電になるとバッテリーマークにFULLの文字が出る。なお、充電状態のまま24時間以上放置するなと注意書きがある。
条件2:USB-C to C であること
ケーブルは両端USB-Cである必要がある。USB-A経由では充電出来ない。出来たというひとも居るけど、それはその出力機器がXXなんだと思う。
検証1:MacのUSB-Cでの充電は確認済み
Mac Pro 2019のほか、MacBook Pro 13 & 15inch、iMac Proでの充電を確認した。MacBookAir、Mac miniは未確認。
検証2:市販ACアダプター(チャージャー)確認
このエントリーで紹介した3種類のACアダプタ(ACチャージャー)で試したところ、もっともPD出力の小さい(18W)ものを含め、すべてEOS Rを充電出来た。出力差による充電時間の違いは測っていない。
検証3:モバイルバッテリーでの充電確認
USB-CからのPD出力のあるモバイルバッテリーなら、手元にある中で最も出力の小さいものを含め、すべてEOS Rを充電出来た。出力差による充電時間の違いは測っていない。
ので実用度は今ひとつ微妙だけど、少なくとも非常用には使えると思います。
余談ながら、EOS RにつけたRF35mm F1.8のフード。キヤノン純正では無くこの時書いたF-Foto クラシックメタルレンズフードだけど、デザイン性もさることながら質感、持った感じのバランスもとても良くてお気に入り。
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