ニコンプロフェッショナルサービス(NPS)におけるサービス内容および料金変更のご案内(重要)
一眼レフの雄、ニコンのプロサポート組織であるNPSがサービス内容と料金を大きく改定する。(来年から)
年会費が無料になるなど、ユーザーメリットもあるけれど、基本的にはサービスが大幅に後退。修理中の代替機貸与がなくなるって、なにをもってプロサポートと呼ぶのか、ワタシにはよく分からなくなった(キヤノンのCPSもB会員は修理代替機ないので、その意味では同じだけど)。それでも入会金払えばあとは無料の代わりに提供されるのが修理代金の2割引だけ、というのは、飲食店のお得意様カードと変わらないじゃん、と言うのは言いすぎか?いや、ワタシはニコンユーザーじゃないのでそんなこと言う資格はないけれど。
せっかくなので、カメラメーカーのプロサービスをざっと一覧にして較べて見た。(キヤノン、オリンパス以外はWEBから書き写しなので見落としあるかも)
こうしてみると、多くのカメラメーカーのプロサービスが、ニコンの現行サービスに習っていたように思う。プロフォトグラファーから年1万円くらい取っても、1,000人会員がいたって1,000万円なので人件費すらでない。そこだけ見たら大赤字部署でそりゃ無くしたくもなるやね。でも、プロからのフィードバックが製品の質向上や新製品の仕様設計に重要だとか、プロの使うXX、のイメージが販促に効果的とか、さまざまな理由で各社、プロサポートを維持しているのだと思う。
とか改めて書いてみると、プロが使うから買う、ってマーケティング、もう通用しないよなあと思ったり・・。
コロナの影響は大きいけれど、カメラ専用機の市場はコロナに関わらずシュリンクしていくのはおそらく不可避で、どこで縮小均衡に至るのか、それとも止まらないのか、均衡するためにあと何社、市場から退場しなければならないのか、写真好きのふりをしたカメラ好きの自分としては気分が重いけれど、ニコンのNEXT CHAPTERたるZ 7II、Z 5IIももうすぐ発表だし、帝国の逆襲をみせて欲しいところ。
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