Amazon ベーシックの Peak Design コピーカメラバッグ (b’s mono-log)に書かれているように、米国AmazonがPeak Design の Everyday Slingそっくりの模造品を、こともあろうにAmazon Basicsとして自ら販売していることが(一部で)話題です。
ワタシも基本、b’s mono-logさんに同意なのでここで書くのは割愛し(おいおい)写真を見ると、大枠の見た目こそピークデザインのエブリデイスリングですが、質感や細部の意匠はお世辞にもオリジナルに遠く及ばず、コピー品と言うより粗悪な模造品にも見えます。問題は、そんなあからさまなパチもの商売をAmazonという世界最大規模のECが堂々とやっているという点でしょうか。
Everyday Sling 5L(私物)
個人的にはEveryday Sling最大のギミックである同社キャプチャーをマウントするためのフラップがない(ように見える)時点でまったく別物に思えます(あれ?別物なら問題ないじゃん、とは言わないでください)。
そう、このAmazon版スリングって、ピークデザインのEveryday Sling 5Lの模造品ですよね?で、Everyday Sling 、2020年のマイナーチェンジで3Lと6Lが追加され、5Lはディスコンになったように思うのです。(銀一のサイトにも載っていないし、カタログにも記載されていない)Amazonの件とは無関係かも知れませんが、ピークデザインは5Lを止めてしまったのかなあ。
ワタシもEveryday Sling 5Lを持っていますが、EOS R5だとちょっとパツパツで、出し入れがスムーズでは無く持ち出す機会がかなり減っています。とはいえ、じゃあ6Lを買い足すのか、というとちょっと勿体なくて。去年の夏にトラベルバックパック用のカメラキューブSを買ったのですが、バックパックの内部ユニットとしてだけでなく、出先での簡易カメラバックにもなるので、それで用が足りているというのもあります。デザイン的にはエブリデイスリングですが。
という訳で、オリジナルへの敬意のない大手ってイヤだなあ、という話でした。ビジネスは綺麗事だけではない?ええ、そうでしょう。でも、だからこういう狡っ辛いことがOK、と言うのは違うと思います。清濁合わせ呑むってのはそういうことじゃない。
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