iPhoneは手軽で高画質が真骨頂だと思うけれど、ひと手間かけて三脚で使いたいとき意外と面倒。特にそれがアルカスイス互換三脚だったりするとさらに。で、今回、SWFOTO CPC-02を試してみたのでレビュー。(公式ページ)
ちなみにSWFOTOってSUNWAYFOTOと同じ会社だと思うのですが、製品パッケージにはSWFOTOと書いてあって、会社名はZhongshan sunwayfoto photographic equipment Co Ltdの記載と中国Zhongshan市の住所。sunwayfotoが社名でSWFOTOがブランド? まあ、それはともかくsunwayfotoならカメラ周辺機器を多く出している中華メーカー。
そのスマートフォン用クランププレート CPC-02がこれ。サイズ感はこんな感じ(比較はiPhone 12 Pro)
Amazonで1800〜2500円くらい。安価いのにアルミ合金の冷ややかな感触がイイ感じ。
畳んだ状態で厚さは10ミリなのでカバンへの収まりは◎。(上部のツマミ部分は15mmくらい)そのツマミでねじ式に引き出してiPhoneやAndroid等を挟む。対応スマートフォンは幅63-105mm(公称値)。
スマホ用クランプはねじ式とバネ式に大別されるけれどこれはネジ式。三脚なしでも自立します。
脚部にアルカスイス互換の溝と1/4インチネジ穴。なのでアルカスイス互換三脚(雲台)でも普通の三脚(細ネジ UNC 1/4)でも使えます。
プレート部のサイズ(実測なので多少の誤差があるかもです)
重量はおよそ91g。
去年買ったレオフォト MT-03 + MTB-19に付けたところ
MT-03の脚を拡げてあげると90度仰角つけても安定して使えます。
ちなみにワタシの持っている(一部もってない)iPhoneのアルカスイス三脚マウントギアとしては
左上;今回のSWFOTO CPC-02 単体自立◎。単体角度調節×。約91g
右上;マンフロットMCLAMP 単体自立◎。単体角度調節△。約27.5gただしMCLAMPはアルカスイス非対応なのでピークデザインのスタンダードプレートをプラスしています。合わせて約44g。
左下;ピークデザイン トラベルトライポッド付属のアダプタ。単体自立△。単体角度調節×。約12.4g
右下:Leofoto PS-2(持ってません)単体自立◎。単体角度調節◎。145g。単体で超小型三脚になるので機能的にはいちばん。だけどその分、重く、高価い。
このなかでネジ式はSWFOTO CPC-02のみ。あとは皆バネ式です。
個人的にはピークデザインのMobile by Peak Design(2021年5月)に期待していますが、まだ世の中にない製品は未知数ですし。
個人的にはバネ式よりネジ式の方が信頼感があります。もっとも、その分、締めすぎてしまう(iPhoneに負荷をかけすぎる)危険はあるのですが・・。
SWFOTO CPC-02は上記のなかでも保持力は安定感があります。
だからと言って振り回すつもりもありませんが(たまに自撮り棒の先につけて振り回してるひとが居て勇気あるなあと思います)
iPhoneの小さなセンサーは最短撮影距離が短いので、このようにミニ三脚を使うと簡易マクロ撮影が簡単。
2~3時間、使った後。アップル純正のシリコンケースにはゴムパッド滑り止めの痕がくっくり💦
指でこすると消えましたが、革ケースだとどうかなあ。
ちなみに保持アームは電源ボタン、ボリュームボタンのどちらも避けられます。(その分、微妙に中心からズレます)
カメラ位置が下なのは、ボリュームボタン(シャッターボタン)を上にするためです。
ピークデザイン トラベルトライポッドで縦位置保持も安定感抜群でOK
という訳で、SWFOTO CPC-02、値段も安いのでひとつカメラバッグに忍ばせておくと夜景撮影やタイムラプス、マクロ撮影に重宝します。
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