CP+でSONYは自らのブースでサードパーティのマウントアダプタを展示し、オールドレンズや他社製レンズをNEXに装着する楽しみ方を訴求していた。
そしてマウントアダプタメーカーの1社、KIPON(キポン)ブースではNEXのEマウントにキヤノンEOSのEFマウントを付ける新しいマウントアダプタを展示していた。
これがそう(笑)
マウントアダプタのほとんどは電子的な情報をやりとりしないシンプルなものだからNEX用も早くからたくさんあったが、EFレンズ用は中途半端なものしかなかった。
EFレンズは鏡筒に絞りリングがなく、物理的に絞り羽根を外部から動かす術がない。結果、マウントアダプタを作っても絞り開放でしか使えない・・・・のが問題だったのだが、キポンの新製品はそこを対策してきた。
なんとマウントアダプタに絞りリングがあるのだ。
そして絞りリングに追随して絞り羽根が動く。
しかも、14枚絞り。ちなみにEF50mm F1.2Lの絞り羽根は8枚、F1.8では5枚。ワタシの愛用するEF100mm F2.8L MACROでも9枚だ。
むろんこれは限りなく瞬時に動作するAE/AFの高速性を支え、電磁式に動く絞り羽根の耐久性を担保するうえでのものであり、手動でにゅる〜んと動くだけのマウントアダプタと同じに語るものではないが、それでも絞り枚数が多いと理屈の上ではぼけの美しい円形絞りを実現できるはず。
NEX-5にマウントアダプタだけ付けてみた写真。
定番のEF24-105mm F4Lをつけた状態。
縦置きすると、ボディが潰れてしまうのではと思うくらい(笑)
今回、AUGM大分に持っていったフォクトレンダーの40mm。どうせマウントアダプタでAFが効かないのならマニュアルフォーカスレンズで良いし、マニュアルの操作性がポイントになる。
見た目も含め、なかなか良い感じの組み合わせで気に入った。
実際の作例写真等は、順次公開していく予定。
そして、実はVG10にこれ経由でEFレンズをつけてムービー撮ってみようと思ってるのは内緒(笑)だ。
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