2011年も半ば近くになったが、ATOK 2011 for Macが発表された。Lion動作保証で七夕の翌日、発売らしい。
短冊には、もっと賢いIMになりますように、と書いてあるかどうかは知らないが、期待している。
正直、現行のATOKでもはや大きな不満はない(小さなのはあっても)。IMが毎年毎年劇的に良くなるなんてのも、あまり無いと思う。でも、EG Bridge亡き後、かわせみが現れるまで、MacのサードパーティIM市場を孤高に守ってきたATOKを応援するつもりでここ数年、バージョンアップしてきた気がする。
ただ、今回のATOK2011はそういう意味でなく期待している機能がある。
ATOK Sync アドバンス。複数のマシンでのATOK辞書を同期する機能。
かわせみがすでに実装し、とても有効な機能で(ちなみにかわせみも半年くらい本気で使った・・のだが、IMはATOKに戻した)ATOKの追随を待っていた。
Mobile Meを使うシステムではなく、JustSystemのInternet Diskを使うシステムなのでMobile Me同期の際にオートシンク、って訳にはいかないと思う。どんなスマートな同期になるのか楽しみ。
ただ、ATOK Sync アドバンス、12ヶ月無償、と書いてあるから、2年目からは有料、と読める。これがInternet Disk自体の契約が必要となるのか、ATOK Sync アドバンスのみの料金システムができるのかはWEBを見た範囲では分からなかった(見落としていたらゴメンナサイ)
まあ毎年ATOKがバージョンアップして、毎年アップグレードするなら、おそらくずっと無償で使うことができるだろう。ならば、ATOK Sync アドバンスはATOKを常にアップグレードするインセンティブになり得るはずだ。
もっとも、毎年ATOKをアップグレードするなら、AAA優待で購入するより月額制ATOKライセンスを契約する方が得。月額300円なので、通常版のもっとも安価なベーシックDL版と比較しても15ヶ月以内でアップグレードが来る限り月額版が有利。ちなみにワタシは月額版の1年縛り版とも言える1Year版DLなので月単価はもっとも安価なはず。
そして、今日、twitterで@atok_jsに確認したところ、月額制は契約を続ける限りATOK Sync アドバンスも無償で使えるらしい。
当分、この形で使うつもり。
ただし、この定額制ATOKは定期的なライセンス認証が必要で(オンラインで自動)、その認証時にネットに繋げていないと一時的にATOKが使えなくなる。しばらく放置していたノートMacを鞄に入れて出張した新幹線車内でが〜ん、となった苦い思い出もある(笑)そういうときに限ってN700系のぞみじゃなかったり・・・
オマケ
久しぶりにATOKユーザー登録にログインして、自分のユーザー登録見てみる。
あれ?最初のスターターパック、登録してない。。。
振り返ると、初めて買ったATOK8はフロッピーだったんだ、とか
PalmOS用ATOKとか、懐かしく思い出す。
もう14年近いつきあいか〜
ATOK2012 for Macは、例の「パスポート」にしようと思う
ATOK2012 for Macが予約受付開始になっている。
価格は相変わらず、旧バージョンユーザー向け優待販売(AAA優待版)のダウンロードがMac版単体が4,725円、Mac+Windowsで7,350円だ。ここ数年は隔年 …