


PROMISE、Thunderbolt 5対応の新型Pegasus RAIDを発表

CalDigit、Thunderbolt 5 ドックを2モデル発表。

スマホ時代のNAS新定番なるか UGREEN NASync

高速&分岐、Thunderbolt 5 HUB 販売開始:OWC

NASにこんな需要があると思っていなかったのが正直なところです。UGREEN の新世代NAS、3月末にレビューを書きましたが、その後も注目もクラファン支援も更に増え、なんと日本のクラファン史上最高の支援額を集めたそうです。
それはともかく、Adobe BridgeからUGREEN NASが認識できないという声を聞いたので、そんなことないよと、フォローしつつ手順を書いておきます。
いまだ試験運用段階なので、Mac Pro 2023の上に鎮座しているUGREEN NASync DXP4800 Plus。
前回も書きましたが、ブログ執筆にあたりUGREEN社から UGREEN NASync DXP4800 PlusとHDDのサンプル提供を受けています。それ以外の利益供与(ギャランティなど)はありません。同社に感謝をしつつも、レビュー内容はフェアなつもりです。内容に誤りや事実誤認があった場合、修正の上、変更箇所を明示します(誤字脱字の修正を除く)。
これらの運用ポリシーについてはhttps://mono-logue.studio/policyをご覧下さい。
クラウドファンディングが当初の意味合いから外れ、先行予約販売になりつつある昨今ですが、それでも額的には大きくないのが普通。ところがこのUGREEN NASyncはNASというマイナーな(と思っていたのはワタシだけなのだろうか?)カテゴリーにもかかわらず、日本のクラウドファンディング最高額を更新し更に10億円の大台を達成。
潜在的なニーズを掘り起こし、NASへの関心を一気に高めた手腕はホント素晴らしいと思います。一方で、よく理解せずに「凄いのがお得に買えるらしい」と飛びついた層も多そうでこれからサポートの方々は大変だろうなと思います。
支援人数が16614人(4/26午前)で10億強なので平均6万円、ということは主たる売れ筋は4ベイと2ベイだと思うのですが(違っていたらゴメンなさい)、2ベイモデル(DXP2800)は前回書いたようにRAID0もしくはRAID1しか設定出来ないとかですね・・・。
それはともかく、UGREEN NASyncの写真をPhotoshopで現像やレタッチするにはいったん写真データをMacにダウンロードしなければならないの?と訊かれました。
たしかにUGREEN NAS(アプリ)からは写真のプレビューは出来ても、Mac上のアプリに転送する機能はありませんし、Adobe Bridgeで中を見ることも(そのままでは)出来ません。
んじゃあ、写真サーバー的に使うには使いづらいジャン、と思いそうですがそうではありません。
UGREEN NASyncをSMBプロトコルで接続すると、UGREEN NASをローカルディスクのようにマウントできるのです。
ただ、この状態ではAdobe Bridgeのフォルダーに現れてくれません。そこでファインダーで NASyncを開き、表示したいフォルダ(この場合はPhotos)をBridgeのアイコンにドラッグ&ドロップすると、Bridgeのフォルダーに表示されるようになります。
これはBridgeを終了させ、再起動させても保持されていますので、普通に写真フォルダのように扱い、Photoshopで開き、UGREEN NASyncに保存が可能です。
操作感も数枚程度なら、ローカルドライブと変わりません。ここは10Gbネットワーク対応の強みでしょうか。
ただ、UGREEN NASync(10Gb Ethernet)、ワタシが写真データを置いているPROMISE Pegasus R8(Thunderbolt 3接続 & RAID5)、普段は動画編集用のMac Pro 2023内蔵SSDはこのくらいの速度差があり、多数の写真のスクラブ操作ではワンテンポ遅れたりカクつきが見られ、大量の写真のバッチ処理では完了時間に差が出ました。
ちなみにSynologyやTERAMASTERのNASでも同様の操作は可能です。ただ、ワタシの持っているSynologyNASは旧型で1Gbネットワークなので、多数の写真の同時操作ではストレスがあるので、これまで使っていませんでした。
ネットワークで共有できるストレージでこの位ローカルと変わらない運用が出来るゆになると、NASの位置づけも変わるなあと思っているところです。
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