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タムロンのSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD / Model A007 レビューシリーズ。
前回、A007は開放付近で周辺光量落ちが目立つと書いて、そのままになっていた。
んじゃあ、実際に他のレンズと較べてどうなのよ、というのをやってみた。
キヤノン純正 EF24-70mm F2.8L (I型)
本当はもうすぐ出荷されるII型と比較したいところだけど、さすがにそれは敵わないので現行I型。
とはいえ、長く大三元の一角を担ってきた純正レンズなので比較リファレンスにはなろう。
EF24-70mm F2.8L 広角端24mm F2.8開放 JPEG撮影
タムロン A007 広角端24mm F2.8開放 JPEG撮影
周辺光量落ちが目立つ。
なお、それなりに条件を揃えて(三脚に固定したEOS 5D Mark IIIでレンズのみ交換して撮影)いるが、あくまで個人ができる範囲でやっていることなので、個体差その他の要因は吸収できないし、テスト上の不備もあるかも知れない。その辺は各自、割り引いて見ていただきたく。
写真はオリジナルをFlickrにあげているので、EXIF等のチェックはそちらで。
(写真クリックでFlickrにジャンプします)
EF24-70mm F2.8L 広角端24mm F5.6 JPEG撮影
タムロン A007 広角端24mm F5.6 JPEG撮影
F5.6まで絞ると、周辺光量落ちは気にならなくなる。(F4ではわずかに残る)
EF24-70mm F2.8L 望遠端70mm F2.8開放 JPEG撮影
タムロン A007 望遠端70mm F2.8開放 JPEG撮影
EF24-70mm F2.8L 望遠端70mm F5.6 JPEG撮影
タムロン A007 望遠端70mm F5.6 JPEG撮影
広角で顕著とされる周辺光量不足だが、A007では望遠側でも同じ傾向が見られる。
前回の写真のように画柄によっては気になるものではないが、青空バックなどでは厳しいかなあ。
ただ、これは純正EFが優秀な光学系・・・ということとイコールではない。
たしかEOS 5D Mark IIからだと思うけれど(確信なし)EOSボディにはレンズ周辺光量自動補正機能が搭載されていて、対応レンズではJPEG記録時には自動的に補正が行われる。
上の写真は当然ながら補正オンで撮影している。
EF24-70mm F2.8L 広角端24mm F2.8開放 RAW撮影
さきほどのショットの同時撮影RAWファイルを、D.P.P.を使わず、PhotoshopでRAW現像、レンズ補正も行わないストレート現像を行ったもの。
ちゃんと(?)周辺光量の低下が起こっているのがわかる。
タムロン A007 広角端24mm F2.8開放 RAW撮影
A007のRAWを同じくPhotoshopで開く。
EF24-70mmとの差が縮まるのが分かると思う。
レンズの光学性能はひじょうに重要だけど、現在のカメラはキヤノンに限らず、補正による総合画質の向上に力を入れている。コンデジがあのサイズで結構すごい画を見せるのもその一端だ。
それらの補正をネガティブに捉えるひともいるが、その傾向は止まらない。キヤノンがDigital Photo Professionalの新バージョンに搭載したデジタルレンズオプティマイザ機能はその最新アプローチだし、それらのテクノロジーは当然のように純正レンズのみに対応し、サードパーティ製レンズとの差別化をはかる。
ある意味、反則技、って言い方もできるけど、大事なのは最終的に得られる「画そのもの」であると考えた場合、個人的には純正のアドバンテージは大きいと感じる。
その辺もワタシが基本、純正主義の理由でもあるのだが、24-70mmに関して言えば、A007の手振れ補正機能は、そのマイナスを越えるひじょうに大きなアドバンテージ。
悩むなあ。
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