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ヤマト2199 予告篇

宇宙戦艦ヤマト2199 第2章が今日から一部劇場で公開。
全国で10館足らずの冥王星会戦にも届かない小規模かつ2週間という短い期間なので、がんばらないと見損ねてしまう。
ただ、高価なBru-rayはともかくとして、劇場には全編つきあいたいと思っている。

Yamato_01

第1章の感想も書きたいなあと思いつつ、機を逸しているうちに第2章。
予告篇、というか、120秒PVがYouTubeに(勝手に?)あげられている。

いやあ、ヤマトだなあ、と思う。
いま、作るなら、新しいものを、とも思うし、その意味では、キムタクヤマトも決して否定的ではないが、あれがヤマトのトーン&マナーかと言えば違う(と思う)。
んでも、この2199はオリジナルの軸線からぶれない。
リメイクでもリイマジネーションでもなくリビジュアライゼーションに近い。

それでいて冥王星基地付近にはガミラス艦が遊弋していたり、ブラックタイガー(設定ではコスモファルコンと表記されてるが、予告篇ではハヤブサを降ろせ、と言ってますね)の発艦シーケンス(これも新解釈でなかなかイイ感じ)では、コスモタイガーのテーマがかかっていたりと、作り手がいかにオリジナルを愛しているか、よく分かる。
余談だけど、このコスモタイガーのテーマ、MATのワンダバーマーチがアレンジされてるよね?このあたりは監督(出淵裕氏)の趣味なのだろうか。

Yamato_02

設定が細かいというか、単に詳細なだけでなく、重層的になっているのも今作の特徴で、公式サイトのキャラクター紹介によれば、冥王星基地の司令官、シュルツ大佐は2等ガミラス人(被征服民族)とされている(副官のガンツもそう)。おそらく冥王星基地の駐留部隊はすべてそうだという設定と思われ、オリジナルで冥王星基地の残存艦艇がヤマトに特攻をかけた背景が補完されていると感じる。彼らもまた、負けて帰る場所を持たないのだろう。
この、互いに後のない状況が、ヤマトのもつ独特の空気感なのだと思う。
細かいと言えば、ワープのカウントダウンは森雪で、波動砲のカウントダウンは南部くん(砲術長)なのも良いディティールアップと思います。

そうそう、予告篇で気がついたのだけど、コスモファルコンもコスモゼロも、機体上面のラインが白に塗られた機体と、黄色に塗られた機体が登場してる。CAG機は塗り分けてる?

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コメント (1)
  1. macchan より:

    第二章の冒頭9分を何度見たことか・笑。
    まさに、オリジナルのシーン、音楽にブレがないので、
    オリジナル現代風の映像に、初代ファンは酔えますね。
    あ〜、早くドメル艦隊との七色星団決戦が待ち遠しい!!
    三段空母に、戦闘空母・・・う〜ん…..

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