友人でもあるまわりぶろぐさんが、
ミラーレス一眼からのステップアップに!Canon EOS 70D 実写レビューまとめ
を公開されている。
製品発売前のレビューって、マスコミ及び専門誌のみの世界だったのに、普通の目線を持ったブロガー(念のため書いておきますが、まわりぶろぐのHAMACHIさんは普通の視点を持った普通じゃない方ですw)がレビューを書く時代ってとても面白いと思う。
で、そのなかの1節に、
再生時の画像の拡大,縮小をボタンでやるのは,好きではありません。
これはダイヤルにぜひ対応してもらいたいところ。ま,好みだと思いますが。
とあるのですが、これ、実は、EOS 5D Mark IIIおよびEOS-1D X、EOS-1D Cでは(ルーペボタン押した後に)ダイヤル操作なんです。
ただ、以前書いたのですが、これ、再生時にはいいんだけど、
「ライブビュー撮影時にプレビュー画面を拡大してピント合わせ精度をあげるため」(フォーカスアシスト)に使うには、左手を一時的にレンズホールドから外す必要があって非常によろしくないと思っている。
そのとき書いたように(そして、キヤノンにはヒアリング時にリクエストしているように)、カスタム設定を拡充して右肩のボタンにアサインできるようにしてくれればいいのだけど、ワタシのニーズがマイナーなのか、あくまで深いコンセプトがあるのか、単にリソースが足りないのか、この機能拡張は実現していない。
で、EOS 70Dは、ここは60DやEOS 5D Mark IIを踏襲して、右肩に拡大縮小ボタンをアサインしてるんだよね・・・・。
正直言って、ライブビュー撮影時にフォーカス確認、マニュアル微調整するには、この方が便利と思ってる。
んだけど、操作体系の統一しようよ、とも思うんだよなあ。
いや、開発陣に(仕事で)取材したり、ヒアリングされたり、打合せしたりしてお付き合いする中で、彼らがテキトーに仕様を決めることはほぼ(笑)なく、様々な検討や、整合性チェック、ユーザーセグメントを熟慮して実装に至るのは実感しているので、この不統一にも理由があるのだと思う。
思うんだけど、やっぱねえ(笑)
ライブビューで拡大フォーカス、フォーカス微調整するとこんな写真が簡単に。
だから左手はレンズから離したくないんだってば
EOS 70Dについては、週明けに発売されるビデオSALON9月号で、特集記事書かせていただいています。
その記事にあわせた実写作例、は今週末に公開しますので、よろしければぜひ。
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キヤノン EOS 70D 完全ガイド (インプレスムック DCM MOOK)
70Dの拡大は60D踏襲でしたか、筐体のサイズとバリアングル液晶の関係でそうなっているのでしょうね。
個人的には6Dに倣った操作体系にして欲しかったところです、6Dだとルーペボタンが右手親指の届く場所にあるもんですからライブビュー中の拡大に関しては確かにやりやすいです。
ボタンひとつ増やすことでコストに反映してきちゃうんでしょうけれども60Dと較べて動画モードへのアクセスなどモードダイアルが改良されたりしている等60Dより操作性は上がっているのでしょうけれど6Dとの併用を考えた時に操作系に統一感がもうちょっと欲しかったかなという感じですね。