OWCから案内を頂きました。タフで超高速なモバイルSSD、OWC Envoy Pro SX の発表と国内発売開始(と発売記念で10%オフクーポン)。114mmx70mmx16mmとiPhone 12 Proより縦横は小さく、厚みは約2倍のサイズ(重量は約50g重い)のモバイルバッテリーくらいの大きさで公称2847MB/sという超高速なストレージです。
しかも防塵防滴に加え耐衝撃性と1m未満30分までの防水機能を有するというタフさもウリ。水槽に浸した写真まであります。もちろんワザと手荒に扱う気はないですが、撮影現場でバックアップを取っての帰り道、なにがあるかは分からないので、ワタシはカメラ(メモリーカード)とバックアップストレージは別々のバッグに入れています。自分の身体の次に大事なのは撮影データ、ということも多いので、堅牢で一時的な水没にも耐えるストレージは大きな価値があると思うのです。
ただ、ですね、OWCには既存のラインナップに見た目そっくりなOWC Envoy Pro FXという製品があります。これも理論値2800MB/s、実測値で2711MB/sを謳う防塵防滴、耐衝撃、IP67の防水性を持つモバイルSSDです。
型番も似ているし、Envoy Pro SXはEnvoy Pro FXの後継機ですか?と尋ねたら、併売ですと回答がありました。改めてスペックを見比べると、Envoy Pro FXはThunderbolt 3(40Gb/s)と共にUSB 3.2 Gen2(10Gb/s)をサポート(ちゃんとそれぞれのチップセットが載っている)しているのに対し、Envoy Pro SXはThunderbolt 3のみの対応となっています。また、それに関係してか、Envoy Pro SXはMacとWinのみ対応ですがEnvoy Pro FXはLinax,Chome OS,iPad OSをサポートしているのが大きな特徴でしょうか。
USB 3.2 Gen.2のみのサポートですが、同じOWC社のENVOY PRO ELEKTRONも含めて比較表にしてみました。
SXとFX、同じ筐体と思っていたら、サイズが微妙に違うのですね。チップセットが変わったことと関係があるのでしょうか。なぜか240GBモデルのみENVOY PRO SXの方が安いですが、それ以外はFXの方が安価。iPad PROも持っている場合や、限界性能に拘らない場合はEnvoy Pro FXも選択肢として魅力的です。
ただし、実際に使うとまた印象が違うかも知れません。OWC社からは後日、デモ機が用意できたら貸し出すとの話も頂いたので、その辺の実機レビューは後日書けるかと思います。
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