Thunderbolt派のワタシですが、同じようにThunderboltにフルコミット派だったOther World Computing(以下OWC)が、USB4対応のモバイルSSDドライブ OWC Express 1M2 を発表しています。(リリース:Other World Computing、Express 1M2 USB4エンクロージャーを発表)
放熱板がずらりと並んだSFメカ的なデザインは、初期のG-Technologyドライブが筐体底面に同様の放熱フィンを並べていたデザインを思い出させて、ワタシのヲタクココロをくすぐります。もちろんハッタリじゃなくて強度と放熱を司るOWCの精神が形になったようなノイエ・ジール意匠だと信じます(笑)
OWCがSSDを換装できるエンクロージャーを出すのは初めてでは無く、同社には小型軽量のDIY型エンクロージャー Envoy Expressがあり、ワタシも愛用しています。ただ、Envoy Express、小型軽量を優先させたためか規格理論値40GbpsのThunderbolt 3デバイスでありながら、公称実測値で最大1553MB/sに留まります。
OWC Express 1M2はキッチリ2倍の実測値3151MB/sを公称しています。
サイズは一回り大きくなり、重さに関しては2.5倍以上になっていますが、この質量は前述のアルミ合金製の放熱フィンゆえでしょう。
USB4規格の外付けドライブはまだほとんど登場しておらず、大手製品としてはバッファローが発表しているくらいでしょうか。この製品も使用時に筐体を開いて冷却ファンを作動させるといったデストロイモード的ギミックを採用しているあたり、USB4対応の高速ストレージは放熱対策がキモなのでしょう。
現行のあらゆるモバイルSSDより高速な性能を謳うUSB4時代のストレージ、実際に出てくるのが楽しみです。
日本での発売は2024年春を予定しております。価格は未定。
とリリースにあるので、まだ先の話ですが、CP+ 2024のOWCブースでは実機が体験できるでしょうか。
ちなみにワタシが保有する最も高速なモバイルSSDはSanDiskProfessionalのPRO-G40 SSD。公称値は3000MB/sでワタシの環境下ではこのくらいの実効速度です。
USB4ではどうなるか、とても楽しみです。
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