4月10日まで行われていたApple 新学期を始めようキャンペーン(もうページはないので当時のblog)。期間中に対象のMacを買うと、最高24,000円分のギフトカードがもらえるキャンペーン。毎年、キャンペーン名や期間は多少違うけれど、基本的に学生と教職員にとって1年で(実質的に)いちばん安くMacが買えるヤツです。
が、そこには領収書トラップがあったと言うはなし。
ワタシの知り合いの先生が、MacBook Proをキャンペーン期間中に買ったのです。M3 ProのMacBook Pro 14inch。SSDを2TBに奢って384,800円。
通常は418,800円だから、アカデミックで3万4千円も安くなる、アップルが文教系に手厚いのは素晴らしい・・・もちろん、先生の元にはMacBook Proと、さらに2.4万円分のギフトカード(オンライン)が届いたのです。
が、同じく届いた領収書が
上:領収書1 MacBook Pro 360,800円
下:領収書2 Apple Gift Card 24,000円
合計額は支払額(384,800円)と同じなのですが、領収書ベースでは36万800円でMacBook Proを、2.4万円でギフトカードを買ったコトになってるのですね。
別に損はしていないように見えますが、経費には2.4万円少ない額しか計上できない のです。
ギフトカードを経費には出来ませんから(少なくとも我々は)、結果的に2.4万円自腹でギフトカードを買って、その分、経費となるMacBook Proを値引きして貰った計算になります。
キャンペーンの規約を詳細に確認してみます。
最初に、対象製品を購入すると、Apple Gift Cardをお受け取りいただけます。とありますが、
キャンペーン内容を抜粋要約すると
キャンペーン製品(ギフトカードのこと)相当額のプロモーション割引をお受けいただけます。キャンペーン製品は(中略)、「ギフト」ではありません。
対象のMacとギフトカードを 抱き合わせ セットで購入すると、Mac(の金額から)割り引くよ、という建て付けなんですね、このキャンペーン。
たしかにギフトカードを「プレゼント」しちゃうと、ビジネスホテルでよくある「QUOカード付きプラン」のように経費で私腹を肥やすようなことになりかねないので、ロジック構築をしたようにも思いますが、うーん・・・。これ厳密に言い出すと、ヨドバシやアマゾンのポイントとか航空会社のマイレージとか、グレーゾーンがいっぱい・・・。
せめて
「ギフト」ではありません。というなら、ギフトカードがもらえるキャンペーン とか言わないで欲しい・・・。と思った話でした。
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