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PRONEWSの記事「OWC、12K RAWや8K編集を高速化する「OWC Express 4M2 Ultra」発売。Thunderbolt 5で最大6622MB/sを実現」を読んでアレ?と思いました。「現時点で、日本国内における発売時期および価格は明らかにされていない。本稿では海外発表の内容を紹介する。」ん?OWC (Other World Computing)Express 4M2 Ultra、とっくに国内発売してるよね?

と思ってOWC(日本)のサイト確認したら、あ、載っている(発売してる)のは、Express 4M2 Ultra エンクロージャー(SSDの載っていないケースのみ)で、ドライブ(ストレージ)としてのExpress 4M2 Ultraはまだ日本未発売なんですね。
mono-logueではExpress 4M2 Ultraの発表時にエンクロージャーの評価機をお借りして試していました。当時(ケースとしても)未発売だったのでブログレビュー書いていませんでしたが、今頃公開。なお、OWCに当時テスト結果は共有していますが、ブログ内容への事前確認や関与はありません。
結論だけ先に書くと、4つのSSDベイをすべてPCIe 4.0(かそれ以上)の高速SSDで埋め、RAID0でストライピングしたら本当に圧倒的な転送速度のモンスター級ストレージになります。ただし、それまで手持ちのSSDを混在させて・・とか、1枚(あるいは2枚)のGen.4 SSDで運用しよう・・とか思うと一気にパフォーマンスが落ちてしまう仕様です。実測値を含むレポートは後述します。

HDD RAIDはPROMISEやG-Technologyはじめ多く使っていますがSSD RAIDはテスト以外では使っていません。ストレージが小さくなると(当たりまえですが)筐体もこんなに小さくなるのですね。普通のHDDドライブより小さいくらいです。

背面には電源の他は、Thunderbolt 5 ポートが2つ。ディージーチェーン接続が出来るのも特徴です。(Thunderboltはディージーチェーンが標準仕様の規格ですがSSDエンクロージャーでは省略されることも多い)スリットは吸気孔でしょうか。筐体は全身アルミ合金で放熱性に優れた構造かつ内部温度に対応して回転数を変えるファンが内蔵されています。

アルミ合金の外装パネルを外した写真。片側に2ベイ、左右あわせて4ベイのM.2 2280/2242, M-Keyスロットがあり、4枚のSSD RAIDが組めます。
今回の評価検証のためにOWC経由でITGマーケティング株式会社様からSamsung 980 PRO SSD(Gen.4 2TB)を4枚お借りしました。ありがとうございました。

SSDのサイズから全体のサイズの小ささも想像できると思いますが、
高さ 12.3cm、 奥行き 11.7cm、 幅 6.0cm 重量は900gのコンパクトサイズです。
え?ピンとこない?

iPhone 17 Proと並べるとこんなサイズ感です。ちなみにMacBook Neo の重さが1230gです。

さて、SSDを組み込んで実際の転送速度を測ってみます。ベイが4つあるので、1枚だけ差したときから始めて2~4枚と増やし、それぞれJBOD(連結)とRAID0(ストライピング)で計測しました。また、Gen.4の980 PRO以外に、手持ちのLexar NM790(Gen.4 2TB)、ちょい古いSSD(Gen.3 1TB)を混在させたシチュエーションも測りました。

驚いたのがSSD 1枚差しの時の速度です。SAMSUNG 990PROは、OWC Express 1M2 80G(80Gのエンクロージャー)に組み込むと6200MB/sを超える転送速度を叩き出すワタシが一押しのハイコストパフォーマンスSSDですが、Express 4M2 Ultraだと1670MB/sしかでません。いや、1枚挿しだけでなくJBODでも同様です。しかも綺麗に書込速度1670MB/sで揃うというのはなんらかの仕様上の制限があるということで。
改めてExpress 4M2 Ultra(日本語公式サイト)の仕様を確認したら
各ベイ PCIe 4.0 x1対応 各ベイ 最大1600MB/s対応 の記載がありました。(英語サイト表記はSingle drive performance up to 1600MB/s.)
これだとたしかにシングルでもJBODでも1600MB/sでリミットが掛かりますね。(実測で1670MB/sになるのはともかく)
実はワタシ、4M2 Ultra買って、手持ちのSSDを混在させて挿し、それぞれシングルでフォーマット、ゆくゆくGen.4の同容量SSDに置き換えて行って最終的にRAID0化する1~2年計画を目論んでいたのです。が、そーいう過渡期上等ステップアップ運用が出来ないと分かりました。

ので、すでに自宅書斎で運用しているThunderbolt 5 (80Gbps)接続のストレージ(搭載可能機器)のSSD転送速度も並べてみました。
左:OWC StudioStack(SSD & bHDD を内蔵できるThunderbolt 5 DOCK)
右:OWC Express 1M2 80G(80G接続の堅牢なSSDエンクロージャー)
参考までに Mac Studio(M4 Max)の内蔵SSDの速度も載せておきます。

少なくとも3枚以上のGen.4(PCIe 4.0)SSDをRAID0で構築しない限り、パフォーマンスでは優位性がありません。
ので、ワタシのように順次 性能アップしていけるSSDケース、みたいに思って買うと後悔すると思います。OWC Express 4M2 Ultraの真骨頂はベイ全部をGen.4(PCIe 4.0)SSDで埋めて、RAIO0にしたときです。その意味では日本でまだ販売が始まらないSSD組込モデルの仕様と価格が気になります。

ワタシは・・・Samsungの990が(予算的に)買える時が来たら、Express 1M2 80Gを追加購入してSSDフリートを作りましょうかね・・。
と締めようとしたら、OWC、今日からAmazonでSaleだそうです。まだ詳細を見ていませんが、要チェックかもしれません。
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