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マンフロットの新型befreeアドバンス: CP+2018 気になったモノ 2

CP+2018 直前にマンフロットが発表した新型befree、befree advanced (ビーフリー アドバンス) <綴りはadvancedだけど日本での表記はアドバンス。
製品名がbefreeからbefree advancedに変わったけれど、これは上位モデルでは無く「後継」とプレスリリースにあるので、現行型befreeは流通在庫でディスコンか。

Befree_advanced_01

そしてそれにあわせて、ソニーα7 シリーズ・α 9 専用モデル をリリース。
CP+のソニーブースでの脚はぜんぶマンフロットだったし、撮影コーナーの照明もマンフロットだったので、協業はかなり本気?
とはいえ、このα専用befree advancedは、専用のカメラプレートとシナバーの差し色のみ違うカスタマイズモデル。

Befree_advanced_02

従来型befreeはレバーだったけれど、アドバンスはレバー型とナットロック型の2モデル。
それもナットロック(ツイストロック)型はカラバリで3モデルだけど、レバー型はブラック1色のみ。主流はナットロックに移行?(マンフロットの三脚はレバー型の方が多い)と思ったら、SONY α専用モデルはレバー型。
うーん、ちょっと判断基準が見えない・・・。
*手前がナットロック型のbefreeアドバンス。奥がレバー型のソニー専用befree advanced.写真は公式ページより転載。

とはいえbefreeの大幅な進化というか強化には驚いた。これじゃ、(同じグループの)ジッツオのトラベラーを喰っちゃうじゃん。

Befree_advanced_03

新旧ビーフリーと現行型GITZO トラベラー GK1545-82TQDの仕様比較。
旧befreeとトラベラーは仕様も価格も明確に棲み分けしていたけれど、新型befree advancedは価格はbefreeの3割増で仕様は大幅にトラベラーに寄せてきた。
同じグループ内でのカニバリ上等ということだろうか。

もちろん、触ってみるとジッツオの信頼感というか、質感は圧倒的ではあるんだけど、それが4倍の価格差を正当化できるかというと微妙。
ワタシ自身は去年、旧型トラベラーからマウンテニアに移行(買い換えでは無く買い増しですが)したけれど、マウンテニアあるなら旅行用はbefreeアドバンスでいいんじゃね?とも思えたりします。

新型befreeアドバンスのプレートが200PL-PROとしてアルカスイス互換プレートになったのも大きい。(最近、ワタシの機材にアルカスイス互換増えてきたのです)
ただ、この200PL-PROはアルカスイス互換雲台に着けられるけれど、一般的なアルカスイス互換プレートはbefree advancedの雲台に着けられないんだって。
え〜。

マンフロットは(上位ホールディングス会社のヴァイテックが)LowproにJOBYも買収し、それを機に?かどうかはともかく、マンフロットからヴァイテックイメージングに社名変更するという(ビデオSALONニュース)。
マンフロットにジッツオにザハトラー、ヴィンテン、そしてゴリラポッド。バッグだってマンフロットにナショジオに(元)カタにロープロ。
もう写真、映像業界のLVMH (モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)を目指しているとしか思えない感じ。このくらいのダイナミックさで日本のカメラ業界も再編が必要なのかもしれないなあ。

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