高画質を謳うテレビは多い。そしてMacやPCが接続できてパソコンのディスプレイ代わりになるテレビも少なくはない。
だが、このビクターの新しい液晶ディスプレイは、そんな、パソコン「も」といった製品ではない。
もしかしたら、デジタル写真時代の新しいディスプレイの在り方を見せる、最初の製品になるかもしれないものだった。
ビクター・JVC 液晶ディスプレイ XIVIEW LT-42WX70 セミナーレポート
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2009年6月下旬 とある場所のビクター試写室
集まったのはモノフェローズの面々(ああ、今回、初めましての方も多かったのにご挨拶できなかった・・残念です)
プレゼンターはビクターの開発陣。
ビクターの新シリーズ XIVIEW(サイビュー)は、高画質ディスプレイの新ブランド。そして1号機となるLT-42WX70 はフラッグシップディスプレイだ。それを象徴するかのように、LT-42WX70にはチューナー機能がない。
つまり普通の意味でのテレビではないのだ。
チューナーレスのモニターとしてはソニーのProfeel PROや松下のM2があった。(三菱にもあったような無かったような)
だが、プロフィールもいまは遠い過去。その意味で本機は久しぶりに登場した民生用ハイエンドモニターなのだ。
そして、同時に過去のモニターと根本的に違うところ、それが静止画再生に本気で注力していることだ。
冒頭に述べたように、PC出力表示可能なテレビも、ビデオ表示可能なPCディスプレイも既にある。
だが、その両者は実はかなりの違いがあり、共存するのが難しいのが現実だ。
単に表示モードの調整、ではないのだ。
LT-42WX70はそれを
・パネル ・映像エンジン ・全数調整
で実現した。
ええと、構造だけで意味が分かるほど、ワタシは専門家ではないが、VAパネルに分類される構造なのはわかった。
にしても、頭では分かってても、こんなにシート類がパネルを覆っているのをみると不思議な気分だ。
背面のヌード?モデル
薄いボディを実現するために電源ユニットもこんな形に。
後編に続く(3日後くらいかなあ。すみません)