宇宙戦艦ヤマト2199の第三章が上映中。(予告篇)
出来の良い新訳ヤマトに、昔のオリジナル版も再評価されるのか、昔の音源の再CD化も行われ嬉しい限り。
その中で2枚のCDが手元にある。
交響組曲 宇宙戦艦ヤマト
初版LPレコードは1977年、持ってたけどいまはドコにあるのか不明。写真はCD再版されたもの。WikipediaによればCDは「1995年1月1日にCD(COCC-12227)の形で復刻」となっているが、ワタシの記憶および手元のCDでは1985年に32C35-7529としてCD化されているはず。
不滅の宇宙戦艦ヤマト ニュー・ディスコ・アレンジ
初版LPレコード1978年。写真のCDはつい先日、今回のヤマトブーム(?)のなか、YAMATO SOUND ALMANACとして初めてCD化されたもの。
交響組曲 宇宙戦艦ヤマトは、アニメ・特撮のレコードといえば主題歌のみ、という時代に、劇伴、しかもそれをサウンドトラックとしてではなく、再アレンジしてフルオーケストラにするという画期的な?ものだった。
(まあ、その後、雨後の竹の子のように交響詩とか組曲といったサントラもどきブームになっていくんだけどさ)
真赤なスカーフのアレンジ(ってか、別物?)はかなり好き。ヤマトって何次目かのアニメブームを牽引しただけでなく、子供向けの枠外でもアニメーションがビジネスたり得ることを証明した作品だと思うのだけど、その代表作のサウンドトラック水準がこの高さにあったのはとても幸せなことだと思う。
で、不滅の宇宙戦艦ヤマト ニュー・ディスコ・アレンジは、34年ぶりに初のCD化となった訳だが、Blu-spec CDなんだよね。
Blu-spec CDがホントに高音質なのかどうか、ワタシには分からないけれど、まあ、関係者の気合いはOK
このアルバム、当時のディスコブームのなかで生まれたキワモノ、みたいに思われがちだし、実際、ひざかっくんとなってしまうような脱力アレンジもあるんだけど(笑)
実はかなり面白いかも。
宮川泰って、クラシックの人じゃなく本来ポップスのひとだし、ザ・ピーナッツの育ての親だし(恋のバカンスは彼の作曲だし、恋のフーガは編曲・・実は、ザ・ピーナツのファンなんです)、そんな宮川泰氏が、ノリノリで楽しんでいるのが感じられる。
ヤマトのディスコアレンジと言っても、実は1作目のヤマトではなく、映画の「さらば宇宙戦艦ヤマト」が中心で、1作目のヤマトからの収録曲はメインテーマと真赤なスカーフくらいだけど、前述の交響組曲との違いに留意するとすごく面白い。
ああ、ドライブのBGMとしてもお薦めです〜。同乗者に呆れられても知りませんが。
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そしてヤマト2199のサウンドトラックもついに出るみたい(予約したw