最後にコンデジを買ったのはCanonのS90だったから、もう3年も前の話。コンデジがだめとかいうんじゃなく、大きな一眼レフを持っていく気合いの入ってないときは、iPhoneでいいじゃん、とか思うようになってしまったのが大きい。すぐネットにアップしたり遊べるしね。
(と言いつつ、NEX-5Rいいなあ、なんて思ったりしてるのだが)
で、気軽さがイイね、なiPhoneに新しいカメラアプリを入れて見た。
MPro (いま現在、クリスマスセールで無料)
このMPro、モノクロ写真を撮ることに特化したアプリである。
いや、モノクロはいいけど、そんなアプリ、たくさんあるよね。無料になった愛用のSnapseedでモノクロにしてもいいんだし。
なんだけど、これ、イイ感じのホンモノのモノクロ(サチュレーションを0にしたRGB画像ではなく、グレースケール画像)を、可逆圧縮のTIFFで保存してくれるというもの。
(そのままアップしたFlickrにリンクしています)
設定もかなり突っ込んでできる。
そう、モノクロだって(いや、モノクロこそ)カラーフィルターで階調をコントロールするのは面白いのだ。
撮影画面。
左下にISOおよびシャッター速度が表示されるのが嬉しい。
カメラアプリはすべからくこういう表示をできるようにしてほしいなあ。いや、自分の好みとして、ですが。
アプリ内のヘルプも丁寧(日本語です)で好感が持てる。
ただ、説明の中に
画像はすべてモノクロデータのみを保存しますので通常の画像よりデータ量が少ないです。
と記載されているが、これはおそらく通常のRGB TIFFと比較して、という意味だと思う。iPhoneで普通に撮影されたカラー(RGB)JPEGに対し、およそ3倍のデータ量になるので、容量を気にする場合には注意が必要だと思う。
iPhone純正カメラアプリで撮ったもの(約2MB)
MProのモノクロ(約6.7MB)
そしてもうひとつユニークなのが、EXIFに著作権情報を書き込める点。
上記のFlickrリンク先の元画像もEXIFを表示すると著作者情報が見える。
という訳で、しばらく使い込みそうなアプリである。
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