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超広角がスタンダードになる時代:RF16mm F2.8 STM

価格的には入門用あるいは撒き餌レンズのカテゴリーかも知れない(特にRFレンズは中堅レンズで20万円近いので)。でも、16ミリって言ったらパースのキツい超広角に属する焦点距離。そんな特殊なレンズが実売4万円で出てくるのだから、趣味としての写真の世界もけっこう変化していると思う。

EF16-35mm F4L(16mm) + EOS R5(マウントアダプタ使用)model 杏
実はワタシ、広角系が好き。いや、飛行機とか望遠系も好きだけど、望遠レンズはなんか凡庸な使い方しかできていない自覚があるんですよね。
この写真を撮ったEF16-35mm F4Lは17万円近いレンズだけど、EFマウントの時代、この16ミリという焦点距離をカバーするレンズの中ではこれがいちばん安価な選択肢だった(フィッシュアイを除く)。EFレンズだと16mm単焦点は出ていないし、14mmF2.8Lは34万円近いレンズ。それがRFマウントだと実売4万円で16mmF2.8単焦点が純正レンズで買える。

しかも小型軽量。旅行にプラスワンするのに抵抗のないコンパクトレンズ。
いや、ワタシ、RF14-35mm F4L予約してるんですよね いや、本気なら2mmの差は超おおきい。とか、ズームのアドバンテージはある、と自分に言い聞かせていますし、後悔はしていないけれど、このサイズと重量の差は、気軽さ、手軽さ、では圧倒的ですよね。
スマートフォンの標準レンズが24mm〜で、iPhone 12 Proの広角レンズは(35mm換算で)13ミリ(でしたよね)なことを思うと、スマホから写真に(そしてカメラに)興味を持ったひとにとって超広角って、そんな特殊は画角ではなくむしろ馴染んだ画角だというのは、bさんも書いていることですが、ホントにそうで、そこにすかさず(比較的)安価な16mm単焦点をフルサイズカメラで使いたまへ、とリリースしてくるキヤノンは偉いなあと思います。

EF16-35mm F4L(16mm) + EOS R5(マウントアダプタ使用)
この組み合わせでも満足してるんだけど、EF16-35mm F4L+マウントアダプタは745gになって、RF14-35mm F4Lだと205gも軽量化できる(し、2mmも拡がる)のは大きいので、RF14-35mm F4Lを買うのに後悔はしていない(しつこい)けど、16mm単焦点も使ってみたいですよね。

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