2022年のInterBEE、ケンコー・トキナーのブースで見かけて気になっていたMOZAの電動スライダー Slypod Pro SPD12を来年度の演習で使ってみようと思い、買ってみました。
(最後に動画あります)
MOZA Slypod Pro SPD12
MOZAは深圳のGudsen Technologyのジンバルブランド。日本ではケンコー・トキナーが総代理店になっています。ジンバルラインアップはDJIフォロワーっぽいのだけど、このSlypod Proは他にないオリジナリティを感じます(ワタシが知らないだけだったらごめんなさい)。
その最大の特徴は、縦方向に駆動する電動スライダー(応用で横方向も可能)だということ。
製品は、Slypod Pro 本体、専用の脚(ミニ三脚)、専用の2ウエイ雲台と、キャリングケース。その他に取説と充電用USBケーブルが同梱されていました。
この構成で出来るのは縦方向の電動スライドです。横手方向のスライドを行うには別途三脚が必要。
専用のミニ三脚は自立型一脚スライダー運用に使います。かなりしっかりした作りで
自立一脚運用時にも不安感はありません。ただ、WEBの仕様表にある重量はSlypod Pro 本体の質量(1460g)で、ミニ三脚部は520g、雲台部は373gです。さらにWEBの仕様表では1460gと書かれていますが、カタログおよびマニュアルでは本体重量1478gとなっているので、一式運用時の重量は2.4kgに近くなります。三脚にプラスして持って行くにはちょっと重いかな。
付属の専用ヘッドは2ウエイ。カタログページにMOZA Slypod / Slypod E専用 パン・ティルトヘッド SPDA7という製品が15800円で掲載されているのですが、これ同じものではなさそうで、どう違うのかは分かりません。機会があったら訊いてみたい。
バッテリーは内蔵。USB-C充電ですが、急速充電には非対応。
側面に2箇所、アルカスイス互換プレートが設けられていて、
三脚を別に用意できれば
横方向の電動スライダーとして運用できます。
(三脚はレオフォトのはLS-323CEXで試してみました)
Slypod Proの耐荷重は、垂直方向6kg、水平方向3.5kg。
今回EOS R5(738g)RF14-35mmF4L(540g)RRS プレート(43g)で試しています。
短時間ですが、動画で試してみました。
【国内正規品】 MOZA 電動スライダー Slypod Pro 伸縮幅530mm 5.5時間駆動 微動・タイムラプス撮影 アルカスイス規格互換 カーボン製 SPD12