今週はInterBEE 2023。大昔はブースでデモしたこともあったけれども、いまはPRESSとして興味あるところを回り情報収集に努めつつ、お世話になっている方々にご挨拶するイベントになっています。
個人的な今年の見所というか注目ブースを備忘録的にメモ。
とはいえInterBEE は、国際放送機器展の正式名称のように大掛かりなシステムや機材がメインで、コンシューマー機器は決して多くはありません。その中でワタシの行く予定のブースリストです。
*目次をクリックすると該当箇所へジャンプします。
目次
ホール6 ブース6116
放送機器の最大手で、案内もブロードキャスティングシステムですが、先日発表したばかりのα9 IIIが触れるはず。
ワタシは残念ながらSONYユーザーではありませんが、今回のグローバルシャッター機はデジタルカメラの大きな分水嶺になると思っています。そのデビューには立ち会っていたい。120コマのシャッターにどんなシャッター音を付けているかも興味あります。
ホール2 ブース2308
キヤノンも放送機器がメインと思いますが、RFシネマレンズの展示がアナウンスされているほか、RF24-105mm F2.8 L IS USM Zも展示会初出展。
もっとも触れる展示かどうかは分かりません。持って試してみたいところではありますが・・
ホール6 ブース6407
いまやインタービーでも最も存在感のあるブースのひとつになったBlackMagic。とはいえスイッチャー等は検討外ではあるのですが・・。
DaVinci Resolveの最新機能を解説して貰うのも◎と思います。
ホール6 ブース6218
Thunderbolt機器を中心に高速な周辺機器を出すOWC。PC全般をフォローしてるけれどMac系にコミットしてる印象があって公私共々愛用中。InterBEEでは CFexpress4.0のメモリーカード製品版を唯一展示か?( CFexpress4.0カードを出したProGrade Digitalは出展しないようだし、Nextorageは開発中展示)
ただ、現状、CFexpress4.0を活かせるカメラが世の中に存在しないので、その優位性を実感させるデモ展示は難しいだろうなあ、とも思います。ほかはAccelsior 8M2やJellyfish Nomadなど普段見る機会のない周辺機器が楽しみです。
ホール6 ブース6210
かつて愛用したサンディスクやG-Technologyを吸収し、巨大なストレージ帝国となったウエスタンデジタル。巨大化した反面、個々のブランドはいまひとつ精彩を欠くようになった気もしますが、それでもストレージの近未来を考えるときには欠かせない場所。
「サンディスクの新製品であるSDカード、CFexpressカードを中心に」とあるので、CFexpress4.0製品が発表されるのでしょうか。
ワタシの琴線に触れる機器を多数扱っている会社で、今回出展されるdatacolor Spyder X2 UltraもSpyder Checkr VideoもFALCAMもぜんぶ使っています(笑)
その意味ではもう分かってる展示、ではあるものの、FALCAMの増えたオプションパーツや、Spyder シリーズのわかってない部分とか、訊きに行こうと思います(まあ、スタッフの方が手隙きだったらですが)
ホール2 ブース2307
KPIも取扱いブランドの多い会社で公私に渡ってお世話になっています。InterBEEでは照明機材の展示が多いのかな。Aladdin Light、Lightstarといった新規取扱いブランドが以前より取扱いのGODOXと合わせてバラエティ豊かな印象。
ただブース3207にGodox単体の名前があって、KPIとは別に本国が出展してるのか気になります。
ホール5 ブース5514
スチルからムービーまでありとあらゆる撮影関係製品を扱っている銀一は、覗くだけで楽しいので毎回楽しみにしています。とはいえ放送機器展なのでCP+よりは高価格帯寄りの展示が多いと思うので、個人で買いたいようなアイテムが並ぶかどうかは分かりません。
ただ新製品展示もあるらしいので外せませんね。
ホール5 ブース5306
国内三脚の雄とも言うべきリーベックは会場マップを見る限り、ニコンより大きなブースを構える本気度を見せます。ワタシの大学演習室は、ジブアームや中型の三脚はLibec、小型&スチル用のものはLEOFOTOです。InterBEEではTHシリーズの新システムが世界初披露らしいので期待です。
ホール2 ブース2208
以前は安い割にいいね、って印象だったレオフォトですが、最近はモノがいいね、って選ぶ三脚になったように思います。ワタシもテーブル三脚はすっかりLeofotoに。そんなレオフォトが「本格シネマ用三脚、ムービー用品で今回初出店いたします。」というのだからチェックしなきゃ、ですよね。
ホール3 ブース3329
えっと、なんでViXionがInterBEEに?と思ったけれど、オートフォーカスアイウェアのヴィクシオンはクラウドファンディングで4億以上を集めた注目の機器。実はワタシも初期の発表会に呼んでいただいて試したのですが、乱視の大きなワタシには微妙でそのままになっていました。展示は改良も進んだものらしいので、もういちど体験してこようと思います。
ホール1 ブース1405
えっと、ワタシの守備範囲とは違うのですが、知人が社長やってます。
ホール5
生成AIやその他の「ソフトウエア」は、文字通り百聞は一見にしかずだと思うので、デモンストレーションをみるのがいちばんだと思います。
昔、愛用していて、いまは縁遠くなってしまったものの、アビッドやエイゾーはやはり見ておくべきだよなとは思っています。
上記のブースを会場案内図にマッピングしてみました。
ほかにも行くべきブースもあると思いますが、まずはここら辺りから。
本職の関係で、最終日にしか行けないのですが、会場で見かけたら声を掛けてやってくださいませ。
開催週なのに一覧をクリックしても情報が書かれていない会社があって、もったいないなあと思います。
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