SUBARU XV後継のクルマ選びは、こうしてレイバックに決まりました。とうとうEyeSight X 搭載車です。ADASやASVへの考えや優先度はひとそれぞれだと思いますが、ワタシはかなり重要視しているので納車が楽しみです。
現時点でSUBARU最新のADASであるレイバックのEyeSight X 、そのランニング費用について考えてみました。
現在のSUBARUには、EyeSight 搭載車とEyeSight X 搭載車があるのですが、よくある誤解としてEyeSight の上位バージョンがEyeSight X という間違いがあると思います。YouTubeなどを見ていてもEyeSight の機能をEyeSight X と呼んでいるケースも少なくありません。
まあEyeSight → EyeSight Ver.2 → EyeSight Ver.3 → 新世代EyeSightときて、EyeSight X なので上位バージョンと思うのも無理ないと思うのですが、EyeSight X は新世代EyeSight の上に構築されたADASで、
EyeSight が主に衝突防止中心の安全機能であるのに対し、EyeSight X は運転の負荷軽減による安全性の向上機能だと思います。(ワタシの理解です。間違っていたらごめんなさい)
ちなみにこの辺の記述はSUBARU本体のWebサイトより、同じSUBARUですが認定U-Car検索サイト SUGDASの方が詳しい印象です。
そしてステレオカメラ(近年のSUBARU車は広角単眼カメラを含めた3眼)による光学認識をコアとするEyeSight に対し、EyeSight X は準天頂衛星「みちびき」とGPSの組み合わせによる高精度位置情報と3D高精度地図データを掛けあわせたシステムなので、3D高精度地図データのない一般道では使えません。
常時稼働しているEyeSightと、高速道路(と自動車専用道路)専用のEyeSight X と思っています。ただ、SUBARUのアイサイトX 3D高精度地図データ 更新情報ページに
●アイサイトXは3D高精度地図データに収録された自動車専用道路で、かつ片側2車線以上の道路を走行中にのみ機能いたします。
とあるので、圏央道を走っていくと途中でダメになるのでしょうか?
高速等を走行中かつ片側2車線などの条件を満たすと、オンに出来るEyeSight X スイッチ。
たしか首都高でもジャンクションの合流・離合で一時的に1車線になる場所があったように思うのですが、その場合は一時的にオフになるのかな。
で、この3D高精度地図データは、通常のナビゲーション用の地図とはまるで違うものなので、レイバックは(というかEyeSight X 搭載車)は、地図が2種類必要です。
ナビ用(SUBARUの縦型純正ナビ)地図は、OTAで3年間無償更新ですが(2.4GHz Wi-Fi専用というのが泣ける)、EyeSight X 用の3D高精度地図データはデータ更新そのものは無償ですが、ディーラー入庫でしか更新できず、工賃が必要です。(舞浜?でしかファームアップ作業の出来なかったEOS-1D Cを思い出します)
上記の「2つの地図データ更新について」を読むと、3D高精度地図データの更新は年4回で、工賃は販売店に問い合わせろとなっています、納車の時にでも訊いてみるつもりですが、ググると3,300円の例が多いようですが、ワタシのエリア(東京スバル)ではどうでしょうね。もちろん3,300円 x 4が毎年要るわけではなく、自分の使うエリアの3D高精度地図データが更新されたときにやればいいものです。
それでも走行エリアの3D高精度地図データが古い場合、EyeSight X は使えなくなると思うので、要注意項目ですね
ナビ用の地図は前述のように3年間は無償。レイバックはApple Car PlayでディスプレイにGoogleマップやAppleのMAPを使えるので、3年間併用しながら、iPhoneで足りるのか、やはりナビの地図を買うのか、考えてみることにします。
写真はApple Car PlayでiPhoneのマップを表示したときのもの。
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