ステーションワゴンに乗りたい。実はずっとそんな思いがありました。
父親が昔、富士重工のレガシイに乗っていたこともあって、自分はスポーツカー系よりステーションワゴンやツーリングワゴンが好きでした。その一方で都内の狭い道を走ることも多い日常では長いクルマは取り回しづらいとも思っていました。
そんなあいだに日本車ではステーションワゴンは激減し、絶滅危惧種に。MAZDA6 WAGONは生産終了になっちゃうし、カローラツーリングはワタシのイメージするステーションワゴンとはちょっと違う(そもそもラゲージ容量はSUBARU XV以下だし)。外車(輸入車)だとイイ感じのステーションワゴンはまだ健在だけど、大柄で(特に車幅)高価い。でも、SUBARUにはレガシイの(国内向け)後継モデルといえるレヴォーグがあるじゃん。
仕事等で北海道に行くとよくレヴォーグを借りていて、初代も現行モデルも長時間、何百キロと乗っています。印象良かったしD型になってEyeSight系も最新になったし・・と思って試乗したのですが、え?こんな低かったっけ?と。
旅先でテンション上がっているときは気にならなかったけれど、車高はともかく、日常使いでこの低さ(ヒップポイント)は、これから更に歳取っていく身には辛いかも、と感じてしまったのです。
レヴォーグのヒップポイントが特段低いわけではなく、以前乗っていたインプレッサも同じようなもの(数字は現行モデル)というか普通乗用車はその辺が普通でプリウスだと490mmくらいになっちゃう。要は7年間、XVに乗っていたのでこのくらいの着座位置に身体が馴染んでしまったということ。
でも、じゃあもうツーリングワゴンとかステーションワゴン、乗れないじゃん。ここでがんばって再び低い着座位置に慣れよう、と思わないのがワタシの軟弱なところ。近年はSUVブームなので、ワゴンベースのSUVにすればいいと方向転換しちゃうのですね。レヴォーグベースのレイバックも出たことだし。
ただし、SUVも視野に入れればSUBARUに限らず良いクルマはいっぱいあるので、いったん冷静になって多くのメーカーを見渡すことにしました。
ヴェゼルはデザインもカラーリングも好きなんだけどXVと悩むならありだけど、XVから買い換えるかというとそこまでではないと思った。RAV4は幅1850mm以上で高さが1685mm〜は大きすぎる。ハリアーも似たようなサイズ感で、そこまで押し出しの強いクルマが欲しいわけではなく。MAZDA車はどれもカッコイイので見てる分には大好きなんだけど、自分には似合わないと思ってる。その他、外車含め魅力的なクルマは多いんだけど、500万オーバーで始まるクルマは対象外です。
(上の写真は各社公式サイトより切り抜き転載しました。こう並べると自分の好みって分かり易いな)
結局、SUBARUに回帰して再検討。スバルでSUVというと以下の4車種。
(ソルテラは600万超えるし、レックスはダイハツORIGINなので除外)
クロストレック:フォレスター:レイバック:アウトバック(全長の短い順)
*写真はスバル公式サイトから転載し(だいたい)縮尺を合わせたものです。
細かくセグメント分けしてるなあ、という印象。
クロストレックの燃費が(SUBARUにしては)良いのはクロストレックが唯一全台e-BOXER(マイルドハイブリッド)だから。それでもリッター16.4はFWD(2駆)モデルの数字でAWD(4駆)だと15.8。フォレスターに至ってはe-BOXERモデルでも14Km/Lで1.8L DITだと13.6。レイバックも13.6Km/L・・(それでもレヴォーグの13.5Km/Lよりはちょっぴり改善?。
サイズ感としてアウトバックは大きすぎるけれど、フォレスターも全高の高さがあるので押し出し感はすごい。そういう「おっきく感じる」クルマは避けたいのとモデルチェンジ寸前(というか北米では新型発表済)で安全装備が4車種の中でいちばん古いので脱落。
サイズ感だけで言えばXVの後継モデルであるクロストレックあたりが分相応で良いのだけど、「ステーションワゴン(もどき)」に乗りたいという出発点にこだわると・・
(続きます)
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スバル乗りたいです。。。