Other World Computing(OWC)が、同社製SDXC UHS-IIメモリーカードの価格改定(値下げ)をアナウンス。同時に10月19日(土)、20日(日)の限定セールも発表しています。PR Times リリーズ
SDXCメモリーカードはピンキリと言ってはナンですが、安価なモノはホント安い。ただ、同じSDカードでも規格上のスペックは大きく異なり、イマドキのカメラで使うならUHS-IIは最低条件にしたいところ。あとはメーカーの信頼度、でしょうか。こればっかりは使ってみないと分からないし、ちゃんとしたメーカー製でも「運悪く」不良品にあたることも工業製品である以上、避けられません。ワタシは幸いにしてOWCとPROGRADEのカードでトラブルになったことはありません。
そんな信頼しているブランドのOWCがUHS-II SDXCの価格改定。おおよそ10〜15%くらいでしょうか。
OWCのSDXCカードには同じUHS-IIでもV60のAtlas ProとV90のAtlas Ultraがあります。このVはビデオスピードクラスの意味で、カードの「最高速」ではなく「最低速度」保証です。動画の場合、いくら転送速度が速くても録画中に1度でも書込速度以下になってしまうとエラーになってしまう可能性があります。
ワタシのEOS R5の場合、記録フォーマッチによって使えるカード規格があり、EOS R5 Mark IIではコーデックの変更もあってよりシビアな要求になっています。
ので、ワタシはUHS-II V90を基本にしていますが、一方でスチル撮影時は滅多に連写しないので、現実にはV60で充分なのですね。上記の価格差をみるとV60を選びたくなるでしょ(笑)
そしてもうひとつの(mono-logue的)指標が、1GBあたりの単価です。GB単価と速度、そして出せる予算、の組み合わせで買うカードを決めています。
V90は高価いけど、動画撮影はコレしかないよなあ・・と思ったら、ちょっと待ちましょう。
SDXC「しか」使えないカメラなら仕方ないですが、CFexpressスロットを持つカメラの場合、CFexpressの最低書込速度はSDXCとは段違いで高速なのです。
そしてOWCのCFexpressカードの価格とGB単価は
こんな感じです。価格もGBあたりの単価もCFexpressカードの方がリーズナブルな時代はすでに始まっています。
そして冒頭に書いたように、土日のみの限定セール(Amazonセールとは直接関係ないらしい)で、CFexpressカードがかなりの割引き(24〜34% OFF)に。
ただし、限定数で終了らしいのですが。このセール価格でGBあたりの単価をみると
正直、カメラボディが対応したら、CFexpressカード一択な気もしてきました。
個人的に、動画はCFexpress、スチルはSDXCと振り分けていたのですが、うーん・・・
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