キヤノン EOS R5 Mark II オーナーズBOOK が今日、発売されました。ネットで様々な情報に触れ分かったような気になっちゃうためか、近年カメラ機種別のMOOKって減ってる気がしますが、雑誌の特集単位ではなくある程度体系的にまとまったMOOKは個人的に好き。ので買いました。
比較的質の良い紙と印刷、シックな表紙がイイ感じですが、2800円しちゃうとそりゃネット情報でいいや、と思うひとも多いですよね。でも、雑誌もフツーに1000円を超えてくる時代、紙の本は厳しい時代だなあと思います。
ジャンル別に撮り下ろされたギャラリーページ。写真はブログに載せませんが、中西祐介氏、野下義光氏、チャーリィ古庄氏、長根広和氏、山本純一氏と個人的に信頼感のあるフォトグラファーの写真とひと言コメント(キャプション)もイイ感じです。
解説ページの多くは、安定の豊田慶記氏。
で、このMOOKでちょっとユニークなのがカバー。このMOOK、全体を覆うカバーが付いているのですが、このカバーの折り返しが幅広で、表紙ウラ(表2)裏表紙ウラ(表3)の半分を覆うのですが
表2,表3とカバー折り返しが同じ写真になっていて、こんな風に重なります(左側が表2、右側が目次ページ)
表3(裏表紙ウラ)はこんな感じ。残念ながらカバーは静止画モードで開くと動画モードの写真、みたいな遊びはありませんでした・・・。(ワタシだったらゼッタイやるw)
で、これがカバーの裏表紙(表4)、キヤノンの広告ですが・・
カバー外して本誌の裏表紙はコレ。これってキヤノンはカバーにのみ広告を出している、という事になるの? 閑話休題。
参考になったのが ジャンル別プロのオススメ設定
ギャラリーページの5人に加え、田中秀宣氏、金森玲奈氏、が、それぞれの設定とその意図を書かれています。ユーザー誰しもが自分なりに設定カスタマイズはしていると思いますが、他の人の設定(と、その狙い)も意外な気づきがあっていいですよね。特に、普段撮らないシチュエーションを撮りに行くことになったとき、とてもいいヒントになると思います。
レンズガイド、は、この手のMOOK定番だけど、それぞれフォトグラファーの方々が、ちゃんとEOS R5 Mark IIで撮影し、コメントを入れているのが好印象。あー、このレンズ欲しいなあとか思っちゃうのは飛んで火に入る夏の虫でしょうか。
そして唐突に?コシナ フォクトレンダーから2本が掲載されています。NOKTON 40mm F1.2と75mm F1.5。キヤノン公認の他社製フルサイズRFレンズ、なのですが、いちばん最初に出た ノクトン 50mm F1.0はスルーされています・・・。
レンズで言えば、どっちのレンズショー(なんというタイトルw)として 諏訪光二氏が同じ焦点距離の純正レンズを比較しています。
標準ズーム編は ・RF24-105mm F2.8 L IS USM Z ・RF24-105mm F4 L IS USM ・RF24-105mm F4-7.1 IS STM
単焦点中望遠編は ・RF85mm F1.2 L USM ・RF85mm F1.2 L USM DS ・RF85mm F2 MACRO IS STM
いや、RF85mmは1.2と2で価格差がありすぎるので許してあげて・・・ワタシもF2に不満はあるけれど、手が短いせいで?届くのはそこまでなんですよ・・・
ユニークなのが、望遠ズーム編で ・RF70-200mm F2.8 L IS USM ・RF70-200mm F4 L IS USM ・EF70-200mm F2.8 L IS III USM+マウントアダプターEF-EOS R と、RFとEFレンズを較べてるのです。結果はまあ想像に近いのだけど、この同じ焦点距離のRFとEFを較べるの、ほかにも見たいなあと思います。
28-70mmとか100マクロとか。ワタシもRF85mmF2マクロは持っているけれど、最近はEF85mmF1.4L + マウントアダプターを使うのが好きになってきていたりするので。
という訳で、なんか数年ぶりにカメラ特定機種の本を買ったなあと思います。
Amazonブラックフライデーだったし(いや、書籍は価格変わってないけど)
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