エプソンが設置面積を大きく削減した小型モデルで攻める中、キヤノンはマイナーチェンジに留まり、正直、家庭用プリンターとしてはエプソンに水をあけられていたように思う。
そんなCanon ピクサスがフルモデルチェンジ。特に最上位機 PIXUS TS9030はスクエアで美しい筐体デザインを纏って登場。
これまでA4プリンターではエプソンのEP-808が幅390mm 奥行341mmのフットプリントに対し、幅372mm 奥行324mmと一回り小さくしてきたのは意地の成せる技か。
ただ、クマデジタルさんも書いているように、その代償としてはがきや光沢紙は前面給紙不可、2段トレイも廃止。となかなかバッサリとした機能の絞り込み。
最上位機 TS9030とひとつ下のTS8030は、液晶サイズと有線Lanポート以外は機能が同じ。サイズも同じなので実質的に違うのは意匠のみ。ATOKの変換ミスで違うのは衣裳のみ、と出たけれど、まさに外見がチガウだけのモデル。衣裳代が9,000円。
(有線LANはいいんだけど、WiFiと排他利用では実質的に使えないじゃん)
そして、ちょっと意外だったのはTS9030、TS8030のインクが、去年のMG7730と同じBCI-371,370系であること。
一新したのはデザインで、印字品質まわりではない??とすると、TS8030買うよりMG7730の方が安いじゃん(フットプリントに目をつぶれば、ですが)。
ちなみにうちのプリンタはPIXUS MG8130。2010年に買っている(ブログに書くとこういうとき便利)ので、なんと6年間も現役なんだけど、機能比較してみると、スペック上では意外と差が無いのが分かる。
まあ、家庭用プリンターって成熟製品なんだなあと思う。
でも、MG8130。上蓋部のヒンジが壊れたので、今年は買い換え予定なんですよね。
安くなったMG7730か、意匠に意気を感じてTS9030か、どっちにするかなあ
(TS8030はない)
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