ビクターの高画質ディスプレイ XIVIEW LT-42WX70 セミナーレポートの続き
本機の最大の特徴は、デジカメ写真を中心とした静止画に対し、忠実再現を実現するため膨大な手数をかけていること。
でも、前回書いたように、MacやWinPCが接続可能なTVなんて珍しくはない。
HDMIは3系統あるのに、DVIを持たない本機より、PC親和性の高いTVは他にあるのだ。
にもかかわらず、なぜ、 LT-42WX70 に注目するかというと、その画像処理エンジンだ。
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ディスプレイは基本的にRGBデバイスだ。PCは内部処理も、出力信号もRGBゆえ、基本的に素直な工程を経てディスプレイに表示される。
だが、テレビ電波、ビデオ信号の世界はRGBではなくYUVを使う。これは映像をRGBで三原色を等価とする考え方でなく、輝度と色度で分けるという、人
間の視覚が輝度には鋭敏なのに対し、色の違いには鈍感であることを使った巧妙な帯域圧縮のロジックだが、結果、PCとビデオでは異なる信号処理が行われる
ことになった。
テレビは最終段こそRGBだが、入力信号はYUVなので信号処理系はYUVになっている。
すなわちTV受像器にRGB処理系は存在しないのでRGB入力にたいしては一度YUVに変換し、処理後、RGBに再変換して表示している。
この行ってこいで完全な可逆が行えないため、色の歪みがどうしても発生する。
そもそも、RGBでは0-255まで使える量子化だが、YUVでは16-235となるため、行ってこいだけで階調が狭くなるだけでなく、丸め誤差が発生するのもわかるだろう、
XIVIEW LT-42WX70 では、このプロセスに、各色12bitを割り当てることで階調ロスのない変換を実現している(らしい)
さらに、生産工程で全台のガンマカーブとホワイトバランスを個別調整する力業で、忠実性の担保を行っている。
その結果がコレ。(写真まるしー GOMAさん)
期待高まるXIVIEW LT-42WX70 だが、実際にワタシの大学の個人研究室に今月いっぱいお借りできることになった。
実際の評価は追ってレビューする。
せっかくなので、セミナーで撮った各部の写真。
画面としてみればおなじなのに
なんでテレビとPC用があるのか
この記事でよくわかりました。
長年の疑問がこれで解消笑。
あぁ気持ちよかった笑。
このモニターで残念なのは、ブルーオンリーとモノクロスイッチがないことかなぁ? ← 取説にはないです!
我が家の松下の32吋マルチスキャン TH-32MS1にもついているのに….
普段はこれでハイビジョン見ています、がPCの画面となると800×600が限界?で1024×768は映るけれどボケボケで実用にはなりません。
D3相当の信号はOKなのですがこの時の解像度はどれ位なのだろうか 1280×768????
ネットの情報によるとD4も大丈夫らしいけれどソースがない(爆)
1280×768???? ではなく1366×768????ですね
すっごく参考になりました。
久々に本気なモニターの登場ですね。
ただVAていうのが残念かな。
このサイズにIPSαが無いから仕方なしかな。
あと、モニターとしての性能も良いですが筐体が美しいですね。