コマフォトこと、コマーシャルフォト2019年9月号、特集は「モノクロ表現の魅力」。
発売は16日だけど、お盆のせいか届きました。
表紙および巻頭のフォトグラファーは細倉真弓さん。
記事の最初にも書かれているけれど、作家活動と商業写真で同じ美学を保ちながら両立させているひと。もしくはそこに境界線を引かないひと。な印象。
ちなみに愛用するのはEOS 5D Mark IVだと書いてあります。
特集はモノクロ表現の魅力。モノクロフイルムの魅力、だけでなく、デジタルモノクローム表現やデジタルゼラチンシルバーモノクロームプリント(DGSM Print)も。自分で現像やプリントをしなくなってもう30年以上になるので、この奥深い世界は遠くから眺めるだけだけど
モノクロプリントに最適な用紙選びは、凸版のプリンティングディレクター小島勉氏の解説が楽しい。
ここも深みにはまると危険な沼地。
南雲暁彦氏の連載は、今回、被写体が巨大化。バイクのスチルイメージ。
こういうライティング見ると、スチルのひとの画の強さって、感性だけではないのがよく分かります。
あ、今回のカメラ、未発売のライカS3だ。
そんな南雲さんも作品を展示しているmonochrome XIX FineArt は今月末まで西麻布で開催中。
個人的に読ませたのが、座談会「フォトグラファーがムービーを撮る理由」
古くは十文字美信氏を筆頭に、写真と動画の境界を飛び越えるひとは居て、その姿勢や思考が垣間見えて面白いです。
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