ビデオSALON 2019年9月号の見本誌が届く。
特集は「WEB動画メディア各社に訊く スマホ時代の目を引く動画の作り方」なんだけど、表紙が
いや、正直驚きました。
ビデオSALONって年代ごとに表紙のトーンが変わるものの、一貫して制作系ハードウエアの写真が表紙(例えば10年前の表紙はこんな感じ)。それがいきなり美少女イラストとは。しかもビデオカメラも一眼もない、喫茶店(が今風のカフェでなくレトロな喫茶店なのは読者層を意識した?)でiPhone(ホームボタンがあるのでX系じゃない)を弄る高校生(?)。あ、特集のWEB動画メディアの「視聴者」なのか、これは。
最初、戸惑ったけれど、個人的にはこの手のイラスト、キライじゃない。特集の内容もあわせて、ビデオをコンサバに捉えるだけでなく、新しい切り口で捉えるなら、表紙がこうなるのもアリじゃないかなあ。・・・次号以降、このイラスト路線でいくのか元に戻るのかは別にして。
ちなみにイラストは、佐倉おりこさん。6月にビデオSALON、コマフォトの出版社である玄光社から単行本も出しています。
「WEB動画メディア各社に訊く スマホ時代の目を引く動画の作り方」は、いろいろ面白かった。ワタシが知らないWEB動画メディアが大きなユーザー数を持っていたり、独自の戦略、戦術があったり。
短尺で、最初に「掴む」のが重要、なのはワタシがやってきたテレビCMと共通すると思う半面、そっか、離脱率というか、その出会い頭を引き留めることに対する意識は、コマーシャル以上かもと感じた。
GFX100(FUJIFILM)の動画特集は鈴木佑介氏による作例と解説。フジフィルムの動画はエテルナで他社とは違うルックに大きく振り、とても魅力的。スチルもあわせてワタシの周囲でもじわじわユーザーが増えている。
ただ、やはりワタシ向きではない気がしちゃうのはなぜだろう。
今号で読ませたのが 満島ひかりx 辻智彦 ドキュメンタリー撮影問答。
ドキュメンタリーは観るのは好きだけど、自分の作るものとしては守備範囲外と思ってる・・のだけど、これ読むとやりたくなるのが不思議。
連載、アフターファイブはPowerShot G7 X Mark III。キヤノンのハイエンドコンデジではPowerShot G5 X Mark IIの方が注目というか、ソニーのRX100対抗として近いけれど、動画も含めて考えると実はG7 X Mark III、かなりユニークです。
Final Cut Pro X 連載もよろしくお願いいたします。
広告ページにあった風景&ネイチャー ムービー撮影テクニック も気になる。これまで風景やネイチャーは写真として技術解説本は多いけれど、動画はほとんど無かったように思うので、どんな内容なんだろう・・。
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