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EOS-1D X Mark IIIで使えるCFexpressカードを実地で試す

何度も書いているように、EOS-1D X Mark IIIはメモリーカードにシビアです。特に動画(5.5K RAW)においてはCFexpressだから大丈夫とは言えない仕様。
では実際にどのCFexpressカードが使えて、どれが使えないのか、手に入ったカードで実地に試してみました。

EOS-1D X Mark III & CFexpress_01

テストに協力してくれた高田助手のEOS-1D X Mark III。派手な?カラーリングでまるでプロトタイプガンダムのようですが量産型です。
限定販売だったEOS Kiss X7 ホワイトのキットレンズ、EF40mm F2.8 STM ホワイトにF-Foto(たぶん)の赤枠レンズフィルター。軍艦部がパーマセルで隠されているのは擦り傷防止だと思います(EOS-1D X系って、意外と塗装が柔らかくてすぐ傷入りますよね)

EOS-1D X Mark III & CFexpress_02

彼のカード、ProGrade GOLD 256GB、SONY CEB-G 512GB、これに、ワタシの買ったSandisk Extreme PRO 128GBに借りたProGrade COBALT 325GBを試します。
テストは5.5K 60P、30P、4KDCI /60P(ALL-IとIPB)、30P(ALL-I)で、それぞれメモリーフルまで撮影。途中で止まらなかった場合のみ○、としました。すべてLogONです。
4K DCI / 30PがALL-IのみでIPBがないのは、ALL-Iで全カードクリアしたので、それよりデータレートの低いモードはテストしなかったためです。

プログレードデジタルのゴールドはNG、それ以外はOKです。プログレードのゴールドはアベレージの書き込み速度が遅いのが敗因かと思います。(サンディスクとソニーは平均書き込み速度非公開ですが)もちろん、4KもIPBなら(たぶん)問題なく使えます。
製品には個体差があり得るため、これはあくまで我々の持つカードでの実地テスト結果であることに留意ください。

EOS-1D X Mark III & CFexpress_03

ただし、EOS-1D X Mark IIIの5.5K収録はカードスロット1に対して RAW収録、スロット2に対してはMP4になるため、上記ProGrade GOLD 256GBをスロット2専用にする限り、何の問題もありません。同時記録 4K MP4はビットレートも低く、容量も小さいのでもともとカードスロット2には高速大容量をあてがうメリットは少ないのです。
(5.5K撮影時はスロット1に入れたカードがあっという間にいっぱいになります。その時、記録先をスロット1から2へリレーする機能はないのが残念。(まあ、あったらあったで混乱しそうですが)

EOS-1D X Mark III & CFexpress_04

ので、高田助手はソニーをメインにプログレードをサブにする運用のようです。これは正しい。

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で、明日までプログレードデジタルのコバルトが25%オフセール(4.5万円)なのです。悩むぜ。

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