OWC メモリーカード価格改定(値下げ)
最大51%オフのOWC ゴールデンウィーク直前セールで買うべきモノ
ProGrade Digital Refresh Proが macOS Sequoiaでエラー
OWC メモリーカード 年末セールと容量単価
ProGrade Digital(プログレードデジタル)がプレスリリースを発表。来年、2026年1月8日からの同社製品の値上げを告知しました。特にメモリーカードは大幅な値上げとなり、モノによっては123%の値上げ。123%アップって2割上がるという意味ではなく、2倍+2割値上がりという意味です。驚きますが。

もちろん、プログレードデジタルが阿漕なことやっている訳ではありません。今年後半から半導体メモリーの需要急騰にひきづられるカタチでメモリーやSSD、さらにはHDDの値上がりが顕著でしたが、その流れが遂にメモリーカードにまで波及したというのが正しいでしょう。
ProGrade Digitalは同時に円ドルの為替レートの設定変更も発表しており、これまでの1ドル150円を1ドル155円に変更することもアナウンス。日本の経済的な意味での国力低下を実感させられることにもなりました。
発表された新価格と値上げ率は以下。

製品によって値上げ率が大きく異なるのが特徴。
なぜかCFexpressよりSDXCの方が価格上昇率は高く、その中でも比較的安価だったGOLD(V60)系が軒並み倍以上になります。同じSDXCでもIRIDIUM(V90)のアップ利率は穏やかです。
CFexpressカードでもやや似た傾向はあり、GOLDの2TBが16,2万円になるため、IRIDIUM 1.6TBの16.5万円に肉薄してしまう現象が起きています。この辺の意味はワタシには分からない部分なので、有識者の解説が欲しいところです。
ってか、1月8日(木)から9万円超えになってしまうSDXC GOLD 1TB、CFexpress4.0 GOLDの1TBより高価くなるの?正直、意味が分かりません。EOS R6 Mark IIIを買った(あるいは買う)ひとはCFexpressにしましょうね・・・。
この数字だけ見ると、LexarやOWCの同等グレードがかなり安く感じますが、プログレードデジタルが口火を切っただけで、サンディスクもレキサーもOWCも、そしてネクストレージも時間の問題に過ぎず、来年早々にはちゃんとしたメーカーのメモリーカードはこういう価格帯の製品になるんだと思います。

ところで、多くのブログやSNSで、お正月セールまで在庫あるか分からない、的なコメントが溢れるなか、クマデジタルさんは「値上げ前に大量に仕入れて値上げ後にメルカリで転売が成立してしまうと思いますがその辺は手を打たないのでしょうか。」と書いていて唸りました。
Amazon販売では、メーカー(ベンダー)で打てる手立ては無いに等しい気がしますが果たして・・・
–Ads–