オリンパスがカメラ事業を投資ファンドに譲渡。のニュースを聞いたとき、ええっ、と驚きつつも、心の底では意外では無かった。でも、ワタシでも少し手が震えたし、同社の優秀な手ぶれ補正技術を持ってしても、手の震えが止まらない社員も居たと思う。仕事や取材で幾人かの中のひととは親しくさせていただいているだけにキモチは複雑だ。
オリンパスのプロサロンからは「引き続きOM-D、PEN、ZUIKOレンズ、ICレコーダーなと゛のオリンパス製品の販売、プロサービスを継続してまいります」とメールが来ていたし、これでオリンパスカメラがフェードアウトする、とは思っていないけれど、だからといって明るい未来が待っている、とも思えない。
この業界に詳しいb’s mono-logさんも書いているように写真が撮られる枚数は飛躍的に拡大する一方、撮影専用機市場はあきらかにシュリンクしています。歴史と伝統で培った光学技術はともかくデジタル技術の開発は膨大な研究開発費との戦いで、小さなメーカーでがんばっている成功例もあるものの、熱意と根性で勝てると思うのも旧帝国的だと思うのです。
TG-5 (モデル 砂糖な罪)
5年前からオリンパスをサブシステムとして使い始め、他社にはない特徴と秀でた部分に、すっかり2マウント維持のひとになっているので、これからも良いカメラやレンズを出して欲しい。ちゃんと買うから(口で残念とかいうなら誰でもできる、応援するって、製品を買うか、株を買うか、基本、そういうアクションのことだと思う)。
とは思うのですが、それは「魅力的な製品が維持されれば」ですよね。
OM-D E-M1X 12-100mm F4 開放 12mm 1/10sec
少なくとも、旅カメラとしては万能かつ相性も良いシステムだと思います。
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