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カラーコレクションは編集がデジタルベースになって取っつきやすくはなった。これはPhotoshopを得たスチルも同じことだが、比較的容易に(安易にと言ってもいい)色を弄ることができるようになったものの、「色」そして「色信号」について正しい理解のないまま、印象でカラーホイールやパラメータを弄るだけでは偶然素晴らしい色調を得ることができても、複数カットに渡った統一感のあるカラーグレーディングを行うことはできない。
(自戒を込めて書いています)
その意味で、カラーコレクションはいまだ敷居の高い領域だ。
という前振りしながら、紹介しようと思っていたのが今月末にボーンデジタル主催、デジタルハリウッド、フォトロンの協賛で行われる「カラーコレクションセミナー」だったのだけど、なんと受け付け終了していた。すみません。。。
カラーコレクションセミナー 2011年11月30日
このようなセミナーが速攻で満員になるのはいいことだと思う。
現場で徒弟制度のように学んでいく意味も良さもあるけれど、やっぱ知見は共有されなくちゃ・・・。
上記告知にもあるように、これは先日紹介した「カラーコレクションハンドブック」日本語版発売記念セミナー。
アプリの使い方の話ではなく、さりとて理屈だけの話でもなく。アプリをいわばイントロにして、その操作の意味、そして特徴について丁寧に解説している良書だと思う。
日本オリジナルでこの類の解説書が出てこないのが悔しいなあ。
市場規模の違いもあるけれど、クリエイティブに従事する(または従事しようとする)層のすそ野の広がりもまた、彼我の差を感じずには居られない。戦いは数だよ、兄貴い・・。
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ムービーはこの本だけど、スチルはこの本だと思う。
Photoshop×Camera Raw レタッチワークフロー フォトグラファーが知りたかった速さと質を高める方法
おお、行きたい。え?しめきりなの?(涙)じゃあまず、本ですね!