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NEX-5Rの歪曲収差補正とジブアーム

3代目NEX-5となるNEX-5Rの魅力はたくさんあるが、その魅力を引き立たせているのが、新標準キットレンズ E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSであることは間違いないと思う。
以前書いたように、ボディそのものならNEX-5RとEOS Mのサイズ、重量差は僅かなんだけど、同等の焦点距離をもつキットレンズをつけた実使用状態だとぐっとNEX-5Rがコンパクトなのは、この新型パンケーキレンズのおかげ。

NEX-5R

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個人的にはズームリングを回す動作と実際にレンズの焦点距離が追随するレスポンスの差がどうにも馴染めない部分はあるのだが、このサイズでこの守備範囲と手振れ補正機能をもつE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSはNEX-5Rへの買い換えを検討させるほどの魅力に満ちている。

とはいえ、このズーム比でこのサイズ、というので、それなりに歪曲収差は存在してる。

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RAWをPhotoshop CS6でストレート現像(レンズ補正をオフ)
クリックでFlickr原寸データへリンク。

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同時記録JPEGはこれ。
見事な補正。そりゃ光学性能そのもので歪みがないほうがいいに決まってるけど、じゃあ、大きく重いレンズが正しいかって言うとそうじゃない。
少なくともNEX-5Rの立ち位置はそこじゃない。ボディの補正能力も含めた総合力がNEXなんだと思う。

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RAW
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSの歪曲収差はあんまし素直じゃなく、焦点距離によって異なるだけでなく、画面内でも歪み方が異なるように思う。
自分で補正するのは(ワタシの力量では)無理。

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同時記録JPEG
こういうのをみると、レンズメーカーは厳しいよなあ、って思う。
とくにコストパフォーマンス系のズームは、純正の天下になっちゃうのだろうなあ、と思ったり。
まあ、キヤノンのDPPについてるDLO機能でも思ったんだけどさ。

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今回の写真は、大学のプレゼミ(本来のゼミではなく、その前段に位置づけられる入門ゼミ)で、ジブアームのレクチャーをしたときのもの。

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Libec JB-30
うちの演習室がもつ最大の特機。

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今回はZ-5Jがマウントされてるけど、普段はEOS 5D Mark IIがマウントされてることが多いかな。
うちでジブアームのスペシャリストといえば、T助手。
この日産 2013カレンダー スペシャルムービーのラストカットで、ジブアームオペレーションしているのが彼です(笑)

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で、このレクチャーの翌週、テスト機材として、最新のJB-50がやってきたのだけど、その話はまたいずれ。

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