カメラバッグ選びは難しい。その時の機材構成や目的でベストな解は変わる。
そんな中、去年秋に TENBA Messenger DNA 15 というカメラバッグを購入し、4ヶ月ほど使ってかなり気に入ったのでレビューを。
TENBA Messenger DNA 15
テンバは日本ではエツミが代理店になってから専用カタログもなくなって製品の詳細な情報が手に入らない。このモデルも発表時にデジカメWatchで記事になっているものの、そこに書かれた製品URLはもう繋がらない。現在のページはここ。
一眼レフカメラ1台と交換レンズ3~4本、クリップオンストロボ、15インチのノートPC、iPad(デジカメWatchより)の入るやや大ぶりのフラップ式のショルダーカメラバッグ。
ここ数年、カメラバッグは結果的にThinkTANKばかり買っていたけれど、今回、十数年ぶりにTENBAに復帰。
・表面素材とカラーが新鮮でカメラバッグっぽく見えない。
・EOS-1D CとMacBook Pro Retinaが入る
・特許出願中らしいフック構造はじめ、よく考えられた使い勝手
・収納量のわりに軽量
が選んだ主な理由。以下に写真とキャプションで説明。長いです。
15inch MacBook Pro Retina の入るスロット。その手前の小さいスロットはiPadが同時収納可能。
EF70-200mm F4L ISをつけたEOS 5D Mark IIIが縦に入る。(MacBook Pro も同時に入る)
EOS-1D CもEF70-200mm F4L ISをつけた状態で縦に入るが、MacBook Pro も同時だとカバンが大きく膨らんだ形になる(それでも入るし、フラップも閉まる)。
ショルダーバッグなので持ち手(ハンドル)は簡易的なものだけど、車載時の積み卸しやちょっと移動させるときにはとても便利。
かぶせ式になっている上面スリットはジッパーで
内部へのアクセスが楽。(EOS 5D Mark IIIクラスはいいけど、EOS-1Dクラスは素直にフラップを開ける方がイイと思う。)
上面スリットや前面ポケットのジッパーはYKK製だけど、金具の代わりにシリコンゴム?製のリングが付いている。これが指を通して引っ張るとすごく開けやすい。
金属製のジッパーだと他と当たって傷を付けたりするのだが、そういう心配も無く実用性も見た目も◎
ポケット自体はあまり厚いモノは入らない。財布、iPhone、鍵、と言ったところか。
留め具はいつも悩ましい。DOMKEに代表されるフック型は通すのが面倒でついぶらぶらさせてしまうし、シンクタンクやTENBAの他の製品のようなプラジョイント(?)も同様。
ベルクロはうるさいし・・・。
で、この特許出願中らしいフックは、マグネットを使って簡単に装着できるのに、外れず、外すときは左方向にスライドさせるとすっと外れるというもの
動画で説明
斎賀先生ご無沙汰致しております。TENBAは銀一が輸入し始めてから30年余り何回か買い増して来ましたがその度生産国が変わり縫製や生地のコーティングが劣化しまともに使い切った記憶がありません。特に数年前のバックパックの作りは酷いもので二度と使うものかと心に誓ったものでした(笑)DOMKEの頑なまでのこだわりに比べ節操のないデザイン変更に辟易していますが今回のバッグ如何なものでしょう?エツミさんが認めたCPなのでしょうか?懲りたはずなのに気になります。