昨年11月、ある撮影でiPhoneを三脚、あるいはスタビライザーにマウントして使用する必要に迫られた。
Facebookで知人にアドバイスを求めたら、多くの知人が名を上げたのがRAM MOUNTS社のX-GRIPだった。このブログエントリーでは、RAM MOUNTS社のX-GRIPを用いてiPhone 6 Plusをマンフロット社のModoSteadyにマウントするためのアクセサリーパーツ選択について防備録代わりに書いておく。
こういう形のマウントが最終目標。iPhoneのマウンターはセルフィー棒(セルカ棒)の流行もあって多数出ているけれど、激しい?カメラワークの際に外れる可能性を思うと、単純な挟み込みタイプの安価なものは怖い。
X-GRIPはマウンテンバイクや車載等、アクションカム系のラインアップが主のメーカーゆえ、その保持力には定評があるらしい。実際、X型の挟み込み力は非常に強く、素のiPhoneにそのまま付けるのは怖いくらい(笑)
X-GRIPにはRAM-HOL-UN7BUとRAM-HOL-UN10BUがあって、公式ページではRAM-HOL-UN10BUがiPhone 6 Plus対応になっている(写真はiPhone 6 PlusにRAM-HOL-UN10BUを装着したところ)のだが、その後、UN7BUを追加購入したときに試した範囲ではUN7BUでもiPhone 6 Plusに装着可能だった。
保持力に差が出てしまうのかもしれないが。
今回は三脚ではなく、マンフロットのModoSteady マルチカメラスタビライザーにつけた。
この1台三役を謳うModoSteadyはスタビライザー機能としては正直気休め程度の効果しかないとおもうけれど、肩当てステーとしてはとても使いやすく、iPhoneのような自立しないカメラではテーブル三脚としても有効。
それはともかくとしてX-GRIP自体は三脚穴を持たないので、オプションのアクセサリーパーツでModoSteadyにつけようとするも、RAM MOUNTSはマウンテンバイクやその他車載系のオプションは充実しているのに、三脚マウントのことがまるで眼中にないのか、難儀した。
結局、X-GRIP自体はアームパーツRAM-B-201U-Aを介して、拡張ボール RAM-B-309-3Uで三脚穴に固定した。
アームパーツは各種有って、どれでもいけるが、ここが長いと揺れに対する振幅幅が大きくなるのでなるべく短いモノを選択。
拡張ボールは本来、そういう為のパーツではないように思うけれど、同社のアクセサリーパーツで三脚穴をもつものが(調べた範囲では)これしかなかったので。
そんな訳でiPhone 6 Plusの簡易リグというかスタビライザー。
そこそこの実用性は合ったと思う。
(これで撮影したムービーは来月辺り、公開されるかも)
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