もはや、水と安全ばかりか空気だってタダではない時代(!)に我々は生きているらしい。
PM2.5が大気を汚染し・・というけど、PM2.5ってどのくらい?と言えば、粒子径が2.5μm(マイクロメートル)以下のものという定義だという。
目に見えないミクロの世界で、戦いは始まっている。
という訳で、ダイソンの新型は、従来のクールファンに高性能な空気清浄機能を搭載したDyson Pure Coolだった。
その発表会にお招き頂き、Dyson Pure Coolを検証用に提供頂いたので第一印象を書いておく。レビューは何ヶ月か使ってみてからの話だと思う。
ワタシはずぼらな性格なので、汚れが見えなければキレイ、と思ってしまうタイプだけど、空間を漂う粒子状物質は、PM2.5より、PM0.1の方が、つまり微細であればあるだけ健康への悪影響があるとされているらしい。
まあ、それもそうか。
で、従来の空気清浄機はPM0.1クラスの粒子状物質はフィルターを通過してしまうなか、本機はPM0.1クラスの粒子状物質を99.95%除去するという。
にこやかにDyson Pure Coolを持つのはアシスタントでもモデルでも無い、ダイソンのシニアデザインエンジニア、Ola Papierkowskaさん。
ダイソンは製品発表を関係したエンジニアが行うという伝統があるようで、これはカッコイイと思う。製品の立ち位置やマーケティングの考え方にもよるけれど、こういうときにタレントなんて要らないよね。
相変わらず美しい筐体デザイン。
でも、けっこう大きい。高さは1,018mm、1メートルの高さだがフットプリントは直径196mmの円筒なので設置スペースは意外と取らない。
Ola Papierkowskaさんが持っているパンチングメタル調プラスティック(だと思うが分からない)が空気清浄機能部分。
内部は360°グラスHEPAフィルター(というらしい)
マイクログラスファイバーを254回折りたたんだ高密度フィルターが本機のキモ。
これだけのグラスファイバーが入ってるよ〜というデモ。
そして、スモークを粒子状物質に見立てた空気清浄デモ。