MacでのSSD選び 2025：AmazonPrimeデーで買ったもの

2025年7月13日 PC周辺機器

AmazonPrimeデーのセールを待って、SSDを買いました。高価だったNVMe M.2 SSDもだいぶこなれてきた一方で、例の米国関税騒ぎでPC周辺も様々な動きがあって先が読みにくいらしく、ここら辺で買っておこうという発想です。
とは言ってもいまのMacでSSDを増設できるのはMac Pro 2023のみなので、外付けSSDを買うか、内蔵用SSDをSSDケース（エンクロージャー）に入れて外部ストレージとするのが基本となります。そんな前提での2025年初夏、Mac環境でのSSD選びです。

内蔵用SSDは超高速なPCIe 4.0から更に高速なPCIe 5.0の時代が始まっていますが、前述のように外付けストレージとして接続する場合は、PCIe 5.0を選ぶメリットはないと思っています。以下は公称Read 7,000MB/s、公称Write 5,100MB/sのSamsung 980 PRO 2TBをOther World Computing（OWC）のUSB4 40Gbps SSDエンクロージャー、Express 1M2に組み込んで、Mac Studio M4 MaxとMac Pro 2023 M2 Ultraに繋いだ場合のものですが

3,000MB/s前半〜半ばが実効速度です。（オマケ？にMac StudioフロントのUSB-Cに繋いだ場合も掲載）
Thunderbolt 5のエンクロージャーに入れてMac Studioの背面TB5に繋ぐと速度向上が期待できるかもしれませんが、ワタシのメインマシンはMac Pro 2023なので、メリットは享受できません。更に言えばPCle 5.0の発熱が心配です。
手持ちのSamsung 980 PRO、Samsung 990 PRO、Lexar NM790、KIOXIA、FireCuda 520をExpress 1M2に入れて較べて見ましたが、2800〜3400MB/sくらいの範囲に収まってしまい、本来の性能差がほとんど出ません。

Thunderbolt 5の外付けSSDも持っていますが、Mac Studioでこそそれなりの速度が出ますが、Mac Pro 2023ではまったく出ないどころか、Samsung 980 PROを入れたExpress 1M2に僅かながら負ける始末。OWC Express 1M2ではなく、他社のThunderbolt 5 エンクロージャーで試してみたい気もしますが、その好奇心だけでTB5エンクロージャ買うのも躊躇われます。
ので、PCle 5.0のSSDは対象から外し、候補にしたものが以下の表。

当初はもっと多くの候補がリストにあったのですが、今回、セール価格が予算に納まるなら4TBのものも検討対象にしようと思ったので、4TBモデルの無いKIOXIAやSK hynixは外しました。
前述のように速度はMac Pro 2023に外付けエンクロージャー接続する前提では、あまり気にしないことにしました。MTBFも保証期間もほぼ各社横並びです。今回、気にしたのがTBW（総書込データ量：テラバイト単位）で、容量が増えればTBWも増えるのは当たり前ですが、SEAGATE FireCuda 530RとNextorage Gシリーズ。ともに他社の倍のTBWで長寿命だなあと思います。もちろんだから壊れない、というのとは違いますが耐久性ありそうだとは思います。ただ、ちょっと高価い・・・。
という訳で、今回、Lexar NM790の4TBモデルをオーダーしてみました（まだ届きません）

そして、届いたらこれでMac Pro 2023に内蔵してみるつもりです。