一眼動画を牽引したキヤノンEOSだが、この春に発売されたEOS4機種(いや、2機種はまだ発売前だ)は動画と言うよりスチルにこだわった仕様でEOSムービー派にはちょっと残念な感じだった。
・・と思ったら、突然投入された4Kビデオカメラ、XC10。型番のXからわかるように業務用ハンドヘルドカメラの系譜に属するビデオカメラだ。
先日のAfterNABのキヤノンブースで可動モデルが展示されていたので触ってきた。
(撮影データの持ち帰りはできなかった)ので、外観のみレポート。
(ハンドヘルドの)Xシリーズとも、(一眼レフ型の)EOSとも、(シネカメラ型の)EOS Cとも異なるデザインライン。敢えて言えば中判デジタルを思わせる筐体。
液晶はチルト液晶、3inchでアスペクトレシオはスチル仕様の3:2
EOSに較べ、サイズもドット数も同じようなものだけど、視認性は良い。この辺はチルトすることの恩恵か。
左肩のストラップ金具は通常のEOSに近い場所にあるが
右肩はグリップ(回転します)の関係か内側の軍艦部に。これ、実際にストラップつけたらバランス悪いのと邪魔なのとセットになっちゃうのでは・・・?
グリップはEOS系とC100あたりの折衷案のようなデザイン。
スチルも強いらしいのでいいかも。とは言ってもスチルもRAWで撮れるわけではなくJPEGオンリー。この辺は、遠慮無くEOSになって欲しいところ。
記録メディアはCFast(4K専用???)とSDXC(4K以外)。
CFはいろんな意味で限界が見えてきているのでCFastへの移行が現実解なんだけど、高価いよなあ。現段階では。ここら辺はニワトリとたまごのような関係でなかなか難しい。
左手側に排気ベント。EOS Cもそうだけど、大判センサーの動画機は放熱が課題。
アサイン可能なボタンが複数あるのもC譲り。
使う機会があればレビューしてみたいものだ。
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