家庭用プリンターの進化って、もう微々たるモノだと思ってた。キヤノンもエプソンも、コストパフォーマンス勝負のピクサス vs カラリオでは、毎年新型モビルスーツが登場するものの圧倒的じゃないか、我が(プリンター)群は。と言うほどの画期的な新型は登場せず、設置面積の小型化(エプソン)、スマホやネットとの親和性向上(キヤノン)と、おう、コレ買うよ、と即断させるような新型が出てこない。
両社ともC/Pにやや背を向けたプロ向けプリンター群を擁しているせいもあるのか。
でも、プロ向けを標榜するシリーズは両社ともスキャンやコピー機能を持たない単機能ラインナップ。
普通の家に導入するにはハードルが高い。
そんななか、発表されたエプソンの新型プリンター EP-10VAは、カラリオシリーズでありながら、プロセレクション的なポジションをもつユニークなプリンタ。
ジオングみたいな位置づけといえばいい?
デジカメWatchの解説にある
>既存のプロセレクションシリーズとA3カラリオの間を埋める位置付け
が、とてもシャープだと思う(EPSONだけど)
横幅規準に、ほぼ同縮尺にしたもの。(メーカー公式ページの写真を画像処理)
今回、プロセレクションの新型として発表されたSC-PX7V IIより圧倒的に小さく(SC-PX7V IIもキヤノンのPRO-100Sに較べれば小さいんだけどさ)、通常型カラリオのA3対応機(事実上、カラリオの最上位機になる)EP-978A3と横幅は同じ。
まあ、逆に言えばEP-978A3とEP-10VAの外観、基本スペックが非常に近い(ドムとリックドムくらいの違い)あたり、カスタムモデル的な上位機なのかもしれないけれど。
仕様はメーカーカタログ値。価格はヨドバシ、ビックカメラの税込概算(今日現在)をまるめたもの。
キヤノンの新型がそうであるように、エプソンの新型もインクを変えてきた。カメラのマウントと異なり、プリンターに関して言えば、インクが縛りにならないというか、なんというか。
同じメーカーで買い換えたら、未開封のインクを新型用のインクと交換するキャンペーンとかやれば、メーカーロイヤルティ(loyalty)の向上が図れると思うんだけどなあ。
スキャナー機能やコピー機能が必要で、年賀状にも使うけど、本気の写真プリントもしたい。そんなあれもこれもニーズに、とてもイイと思う。
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