コマフォトことコマーシャル・フォト 2015年12月号(え?もう12月か・・・)が届く。
表紙はフォトグラファーの岡本充男氏。
彼の写真はすごく好きな写真とピンと来ない写真が混在していて、逆にとても気になるフォトグラファーだったので嬉しい特集。
そして特集の第1部が 2015 年間グラフィック広告ベスト10
2014年12月号〜15年11月号のマンスリーアドバタイジングで選出されたグラフィック広告のなかからベスト10を選ぶモノ。
フォトグラファー、アートディレクター、コピーライター、クリエイティブディレクターなど131人が1〜3位まで投票し、それを集計したベスト10
1位が、473ポイントと2位以下に圧倒的な差を付けて、Apple iPhone 6の「iPhone 6で撮影」シリーズ。
2位(126ポイント)のテレビ東京 世界卓球2015、3位(95ポイント)の資生堂 2015元旦企業広告 これらも印象的な広告だったけどコマフォトで取り上げられる広告関係者たちは圧倒的なポイントで外資Appleの広告を支持したことになる。
特集第2部は、その「iPhone 6で撮影」シリーズを、ADやCD、フォトグラファーたちが実名で語るもの。これも面白かった。
他の広告は、スタッフが役職ごとに記載され、名誉となる(ワタシも昔、ここに名前が載るのが嬉しかった)けれど、アップルの場合は、TBWA/Media Arts Lab と入るのみ。
自分は映像畑だけど、あらためて1枚画の力の強さを思い知った特集だった。
で、スチルカメラのフラッグシップとして名高いニコン D810の「動画」短期連載が開始。
ワタシはスチルもムービーもEOSあるいはシネマEOSばかりなので、逆に気になるししっかり読もう。
今週、InterBEEだしね。カメラメーカーとしてはCP+なのだろうけど、動画に力は入っているならインタービーも重要なはず。ニコン・キヤノンはもちろん、ソニーの出方も気になる。ダークホースでオリンパスやリコー(ペンタックス)もなにか仕掛けてこないかなあ。
iPhone 6特集に敬意を払って(?)今回のブログ写真、すべてiPhone 6 Plusで撮ってみた。トリミングとリサイズ以外はなにもしていません。
–ads–
え?江口寿史 全イラストレーション集がコマフォトの玄光社から出ていたの??