携帯電話というよりは携帯端末、そして比重は撮影機として、に(少なくとも自分の中での位置づけは)なっているiPhone。ワタシは隔年買い換え派なので今回は購入予定です。
iPhoneは毎年買い換える猛者も少なくなく(ワタシの周囲だとそっちが多数派なくらい)マスコミやブロガーも「iPhone 15と較べて、ここが○」的な記事が多いのですが、ワタシは1年おきなのでいまのiPhone 14 Proと比較してどうよ、というのが知りたいのです。が、うまく見つけられなかったので自分に関心有る部分だけ較べて見ました。
順当な進化で、逆に言えば面白味に欠けるという論調も多いiPhone 16 Proですが、14 Proから見ると進化ポイントは多いです。個人的には今回初搭載のカメラコントロールが面白そう。EOS R (初代)の「マルチフアンクションバー」に似ている と書かれていたりしますが、ワタシもそう思いました。ビデオではズーミングや機能切り替えに使っていますが、絞りや露出の操作に使えると楽しそうです。
ただ、このインターフェイスはケースメーカー泣かせになりそうですね。純正ケースはどうやってんだろ。
ほんの少しとはいえボディサイズも画面サイズも大きくなりました。12g「も」重くなったと言われてますが、iPhone 14 Pro比だと7グラム軽量化してるんですよね。15PROで羨ましかったUSB-C化とそれに伴う外部ストレージ対応も期待しています。
メインカメラがFusionと呼び名を変え機能も増えているようですが、超広角-フュージョン-望遠 って意味するところが違うものが並んでいるようで個人的にはムズムズします。たかがメインカメラ、な話しではあるのですが。
ビデオ系で興味津々なのがオーディオまわり。空間オーディオのための4つのマイク配置の恩恵だと思うのですが、背景ノイズ(環境音)とセリフの分離、ミックス具合の再調整がこうも簡単にできるというのが本当なら、
撮影時はこうやって同録機として回しておくとすごく便利そうです。Final Cut ProでもDaVinci Resolveでも音声同期は簡単で精度も高くなっているので。さらにFCPならそのオーディオミックスはiPhone上でなくNLE上でやらせてくれれば最高なのですが。
今回の発表会動画もiPhone撮影だそうです。カメラとしてのiPhoneも素晴らしいことは間違いないですが、個人的にはiPhoneで優れた動画を撮る(ための準備と技術)より既存の撮影機を使う方がハードルは低いと思っています。
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