iPhone 16 Pro カメラ:13mm,24mm,120mm篇の続き。マクロ撮影篇です。iPhoneを含めスマホのカメラはセンサーサイズが小さいことも相まって近接撮影が得意。
なんだけどiPhoneのマクロって超広角カメラのセンタークロップだから、iPhone 16 Proになって超広角カメラ(13mm)の画素数があがったのはとても良い進化です。でも歪みの目立ちにくい中央部とは言え広角でパースがつきやすいのは相変わらずだから、写真左のようにパースを強調したいときは良いけれど、そうじゃ無いときは望遠(120mm)の出番です。
ところがクマデジタルさんがすでに書かれていますが、カメラで5x(120mmカメラ)を選択していても、撮影距離が近いと自動的に標準(24mm Fusionカメラ)のデジタルズームに切り替わっちゃうんですよね。これ、現時点では自動切換「しない」という設定はありません。写真右はFusionカメラをデジタル5xズームなんです。
5x(120mmカメラ)は最短撮影距離が意外と長いようで、なんどか試した範囲では90cm前後に閾値がありそう。
で、光学的な120mm撮影は写真左端くらいが最近接になります。写真中はRF70-200mmF4Lの120mm位置での最近接撮影。写真右はRF70-200mmの200mm位置での最近接撮影です。
RF100mm F2.8L MACRO(その気になればもっと寄れます)
iPhone は、手軽に素晴らしい写真が撮れますし、それで必要十分な場合もありますが、もう高価いカメラは要らない、というのは違うかなと思っています。
あ、でも、パースきつめの広角で深度深めの写真を「寄って」撮りたいとき、ワタシの環境ではiPhoneがベストだったりしちゃうのですが。
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