最初に書いておくけれど、以下はワタシの思い違いから生じたミスであり、EOSのせいではありません。
先日書いたセイコーアストロンのタイムゾーン修正は、このブログの伏線でもあったのですが、海外に行ったときに時刻を現地時間に合わせるのは腕時計だけで無く、カメラの内蔵時計も修正すると、現地時間でのタイムスタンプが残るのは誰もが知っています。
で、EOSに限らず最近のカメラはタイムゾーン機能を持っていて、タイムゾーンをシフトするだけでいいのですが、EOS 5D Mark IVはその頭頂部にGPSを内蔵していて、位置情報を取得するだけで無く、GPS衛星から正確な時刻も取得できる。いわば、ASTRONと同等の機能を持っている。
で、そのGPS衛星から取得した時刻をカメラに設定する、自動時刻合わせの機能がある。いい機会なので、これを使ってGPS一眼・・・と思ったのがそもそものミス。
でもさ、こう取説に書いてあったら、自動で現地時間に合わせてくれると錯覚しちゃいますよね?(言い訳です)
ちなみに、GPS自動時刻更新設定を自動更新にすると、手動の時刻合わせは出来なくなります(GPSマークが表示される)
で、飛行機を降りたら、ホテルに荷物だけ置いて、そのままカイルアビーチに車を走らして、初日の撮影。
初日の夜、撮済みファイルのチェックしてて気がついたんですけどね。
EOS 5D Mark IVのGPS自動時刻更新はタイムゾーンを補正してはくれないんですね。
GPSから取得した「日本時間」がタイムスタンプされている。
GPSのEXIFに緯度経度とともに記録されている時刻は、協定世界時(UTC)であって現地時間ではありません。
緯度経度分かってるんだから、タイムゾーンの自動修正してくれてもいいじゃん・・・と思うものの、それはワタシの思い込み・・・_| ̄|○
そして実は先日のこのブログも伏線だったのですが、Digital Photo Professionalはタイムスタンプを修正する機能は無い(と思っていますが、間違いあればご指摘下さい)。
その機能を持つAdobe LightroomはまだEOS 5D Mark IVのRAWに対応しない。
教訓:海外ではまっさきにタイムゾーン補正をしましょう。
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