iPhoneの(iOS11の)新しい写真フォーマットHEIFとmacOSおよびAdobe CC 等のアプリ対応については、先月末にHigh SierraとiPhoneとHEIFとで書きました。
その時はアドビ クリエイティブクラウド 2017だったけれど、先日、Adobe Creative Cloud 2018にアップデートしたので、あらためて対応状況を見てみます。
Adobe Bridge 2018:サムネイルは問題なく表示(これは2017も同じ)
さらに2017と相変わらず、HEIF(拡張子はHEIC)はファイル名、容量以外のEXIF等メタデータの表示もできない(ここ、Bridge2018に期待したんだけどな〜)。
ダブルクリックをしてもプレビューが立ち上がるだけで、Photoshopには送れない。
拡張子(ファイルタイプ)の関連付けの設定にもHEICはない。これはダメかなあと思ったけど
HEIFファイルをドラッグ&ドロップでPhotoshopに送ると
開けます。Camera Rawフィルタも(ざっと試した範囲では)問題なく使用可能。
おお、いいねいいね。
では、と、話題の(?)ライトルームで試してみます。
Lightroom Classic CC 2018
ハナから読み込みウインドウに表示されません。
Lightroom CC 2018
HEICファイルを読み込み選択しても、画像が見つかりませんというばかり。
iOS上のLightroom CC(モバイル)でHEICファイルを読み込むと、読み込みできます。
(そのままデスクトップ版のLightroom CCで編集も可能)
でも、ファイル情報みるとJPEGになっていて、これはiPhoneの写真ライブラリからLightroom CCのライブラリ(クラウド上)に読み込まれるときにJpeg変換が行われているのだと思います・・・。
という訳で、2017年10月23日現在のAdobe CCアプリは、Photoshop 2018を除き、HEIF/HEICを編集できません。
現状、それ以外ではアップル純正の写真アプリしか、HEIF/HEICは扱えないんじゃん・・。
・・・が、意外な伏兵がいたのです。
とっくにメンテナンスモードに入った老兵アプリ。
Apertureは HEIF/HEICを読み込んですべての編集をこなしました(笑)
こういう予備役の中尉みたいな存在をこそ、Classicというんだと思うんですよね。
アップルさん、Aperture Classic、出しませんかね?
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