OWCが新しいThunderboltドックを発売。製品名は「Thunderbolt Dock」で、型番はOWCTB4DOCK。製品名からは分かりにくいけれど型番から分かるように、Thunderbolt 4 DOCK。(公式ページ)
そしてこのドック、Thunderbolt 4 ポートを4つ搭載し(ひとつはアップストリーム)まるでUSBのようにサンダーボルトを分岐できるのが大きな特徴。
USBが分岐できるのは分かる(その代わりディージーチェーンは出来ない)。で、Thunderboltは分岐できるの?自分の理解ではFireWire同様、ディージーチェーンは出来ても分岐は出来ないと思っていた。けれど、同社のThunderbolt 4 HUBに引き続き、TB4 DOCKがリリースされると言うことは、Thunderbolt 4って分岐できるんですねえ。
ワタシはMac Pro 2019なのでThunderboltポートは8つあるので取りあえず足りてるけれど、TB3ポートが2つしかないM1 Macユーザーにとっては必需品になるマストアイテムだと思う。あ、あと、システム要件にmacOS 11.0 (BigSur)以降とあるので注意です(CatalinaのMac Pro 2019に繋いだらどうなるのかな?)
旧機種となったワタシのOWC 14 Port Dockと製品写真では似てるけれど、仕様みると3cmも短いんですね。
Mini DisplayPortやS / PDIFデジタルオーディオ出力、microSD カードリーダーが無くなりました。デジタルアンプに繋いでいた人にはイタイかもですがワタシの用途では問題なし。ミニディスプレイポートは使っているけれどTB4がその代用を十二分に果たしますしね。
意外なのはフロントのUSB-AポートがなぜかUSB 2.0で(ワタシの旧機種ではUSB 3.1 Gen 1)、たぶんキーボードとか有線マウスを繋ぐためのポートなんだろうけれど、USBメモリなどを考えるとフロントにはUSB 3.0以上のA端子が欲しいところ。
ちなみにKensingtonからもThunderbolt 4 DOCKが出ていて(SD5700T)、これが仕様もポートレイアウトもこのOWCにそっくり(フロントUSB-Aが2.0まで同じ)これ、どっちかがOEMとかですかねえ。にしては筐体デザインはかなり違うのですが。
価格的にもTB3 DOCKと変わらない(むしろ安い)ので、いまから買うならコッチ。さらに発売記念で10%オフなのでいまこそ、と書こうとしたら在庫切れ:この商品の再入荷予定は立っておりません。って、OWCさん、こういう機会損失、勿体ないですぅ〜。
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