映像編集をメインとしたMacintoshとカメラ、ワタシの興味関心の向く モノ関係の欲望とレビューのモノローグ SINCE 2006  このblogはアフィリエイト広告等の収益を得ています。収益はすべてモノローグに役立つ無駄遣いに使わせていただきます。

EOS-1D CのRAWをPhotoshopとD.P.P.で現像

先日、速報したとおり、AdobeのCamera Raw 7.4 Release CandidateがEOS-1D CのRAWファイルに対応。
これで、これまでファイル構造としてはEOS-1D Xと同じにもかかわらず、D.P.P.(Digital Photo Professional)でしか現像できなかったEOS-1D CのRAWファイルを、Photoshop および Lightroomで現像できるようになった。(で、アップルのApertureはどうした?)

ので、せっかくだからPhotoshopとD.P.P.(Digital Photo Professional)で、同じファイルを現像して較べて見る。

Photoshop006

PhotoshopもD.P.P.も、それぞれレンズ補正や機種固有の補正を持つ。その違いを把握しておきたいと思ったからだ。
ちなみに元データは、EF17-40mm F4L ISO 100 f10 1/125sec EOS-1D C ピクチャースタイル 風景 オートライティングオプティマイザー オフ

C1A_1123

カメラ JPEG
ピクチャースタイル風景の彩度強調のせいもあり、わざとらしくも美しい(笑)1枚。

C1A_1123_PS無補正

Photoshop レンズ補正オフ & 初期設定現像
フォトショップ(Adobe Camera Rawはピクチャースタイルを読まないので、特に空の彩度、コントラストに大きな差。

C1A_1123_PSプロファイル補正

Photoshop レンズ補正(EF17-40mm) & 初期設定現像
レンズプロファイルを読んで周辺光量その他を自動補正。色味は標準のまま。

C1A_1123_DPPノーマル

D.P.P.(Digital Photo Professional)初期設定現像
D.P.Pはピクチャースタイルを読むので、ストレート現像でもカメラJPEGと近似。
ここから調整の自由度が高いのがRAWのいいところ。

C1A_1123_DPP忠実度

D.P.P.(Digital Photo Professional)ピクチャースタイル忠実度設定&各種補正オフ
忠実?なデータがこれ

C1A_1123_DPP_DLO

D.P.P.(Digital Photo Professional)初期設定 & デジタルレンズオプティマイザ標準
DLOの効果は以下の拡大で確認

Photoshop001

Photoshop002

Photoshop003

Photoshop005

Photoshop004

なお、今回は補正のオンオフ以外のパラメータは弄っていないので、補正のしやすさやその範囲、画質については検討していない。
(DLO補正は画質に関係するけど)

-ads-

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください