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富士山と共に過ごす宿。abrAsus house Fuji

富士山が見える宿やホテルはたくさんあると思います。でも、富士山を占有してるような感覚にさせる宿は多くないと思います。先月末に正式オープンしたばかりのabrAsus house Fuji(アブラサスハウス富士)は、そんなミニマムでラグジュアリーなスモールホテルでした。

この広い庭が専用。ホテル専用、abrAsus house Fujiは一棟貸しのスモールホテルなので庭を含む687㎡のホテル全体がチェックインからチェックアウトまでの20時間、自分たちだけの空間になります。

そしてホテルは富士山に向かって建てられ、ふたつの寝室、バス&サウナ、ダイニングキッチン、ソファの置かれたオープンテラス、すべての部屋から富士山が見える造りになっています。
これは2年前に建てられた姉妹ホテル abrAsus hotel Fuji と同じコンセプトです。ちなみにふたつのホテルは隣接して建っていますが、設備はそれぞれ専用でなにひとつ共用されません。グランピング施設のようにシャワールームや備品置き場が共有ということもありません。チェックイン/アウトでスタッフの方と会う以外は、完全に同行者だけの時間、空間となります。

アブラサスホテル富士にも2年前に泊めていただきました(当時のblog)。ホテルとハウスの違いは別の機会に語るとして、施設的にはこのような違いがあります。
ホテルのサウナはトレーラーとして建物の外にありましたが、ハウスではインハウス、屋内になりました。その分、ホテルではオープンリビングだった空間がオープンテラスくらいにコンパクトになっています。

abrAsusのロゴがあるのがバスルームです。ロゴの下の窓はバスルームの湯船に設けられた窓、向かって左側はバスルームから庭に出るためのドアです。

バスルームとサウナについては別エントリーで書きますが、窓のある方が湯船、窓の無い漆黒の浴槽が水風呂です。

そして湯船の上にロフトのように休憩スペースが設けられています。(その上に天窓)
さらにスイッチオンで回り出すミラーボール。個人的には、この外連味がホテルとハウスの違いを象徴していると思います。

部屋の中にいても富士山を見ることはできますが、やはりアブラサスハウスの真骨頂は大きな庭とそこに向かって開かれたテラス。
珈琲のむだけでもついテラスに出てしまうし

朝食(別エントリーで書きます)を持って庭に出て行くひともいます。

そして気がつけば素足で芝生を歩いている。この空間の醍醐味です。

富士山を見ながらエクササイズに興じたり(嘘です、遊んでるだけだと思います)

普段以上にはしゃいだり。
そう、広い庭が占有なだけでなく、周囲は塀で囲まれているので、誰の目も気にする必要がありません。本当の贅沢、というか、ラグジュアリーな空間、って部屋にプールが付いてるとか、じゃなく、自分を解放できる空間、ってことなんだと再確認した気持ちです。

こんなに気持ちよさそうな

こんなに楽しそうな

そして常に目の前には富士山がそびえます。
マジックアワーのつかの間、赤く染まる富士山。

夜中の富士山。開山直後だったので登山の灯りが点々と

そんな富士山を見ながら深夜まで話は尽きません。

テラスから見る富士山の20時間を58秒に圧縮してみました。


abrAsus houseからの富士山タイムラプス(58秒)
music by https://ibgm.jp

abrAsus house ご飯編
お風呂、サウナ編へ続きます。

同行者のblog、等。

abrAsus House 富士河口湖 (1)クマデジタル

abrAsus House 富士河口湖 (2)クマデジタル

abrAsus House Fuji 公式サイト

 

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