2023年6月29日
EOS 累計 1億1千万台、EF/RFレンズは1億5千万本
キヤノン ニュースリリース レンズ交換式カメラEOSシリーズ...
EOS 7D Mark IIには従来のEOSにはなかった新機能がいくつかある。あまり話題にはなっていないが、個人的にイチオシなのが、動画サーボAF時のAF速度の変更(カスタマイズ)別名(?)「動画撮影時の低速ピント送り」である。
EOS 70Dで搭載された(実際はそれ以前からEOS C300,C100にも搭載されていたのが後から分かるのだが)デュアルピクセルCMOS AFは、動画撮影中の滑らかなAFを実現し、EOS 5D Mark III、EOS-1D Cでは出来ないフォーカス操作を可能にした。
ただ、このムービーを見ても分かるように、AFがしゅっと合うため、さすがキヤノンとは思うものの、この情緒のない速いフォーカシングは動画のなかじゃダメじゃん、と思ってて、何度か関係者に言ったことがある。
そう言う声が多かったのか、もしくは当初から開発ロードマップに入っていたのか、EOS 7D Mark IIでは動画サーボAFのカスタマイズが可能になっていた。
動画サーボAFをオンにするとカスタマイズ項目が現れる。
作動条件を、常時もしくは撮影中(録画中という意味)から選ぶ。
リハを行いながら撮るなら前者(常時)、その分、本番テイクで試行錯誤するなら後者だと感じた。
実際に較べて見た